『モンサントの不自然な食べもの』マリー=モニク・ロバン監督インタビュー

巨大企業の暴走を描き、政府をも動かした不屈の女性ジャーナリスト

#マリー=モニク・ロバン

マリー=モニク・ロバン
マリー=モニク・ロバン
Morie-Monique Robin

フランス人ジャーナリスト、ドキュメンタリー映像作家。
1960年、フランスのポワトゥー=シャラント地方の農家に生まれる。ストラスブールでジャーナリズムを学んだ後、フリーランス・リポーターとして南米に渡り、コロンビア・ゲリラなどを取材。95年、臓器売買をテーマにした『Voleurs d'yeux(眼球の泥棒たち)』でアルベール・ロンドレ賞受賞。03年、アルジェリア戦争でのフランス軍による拷問や虐殺を扱った『Escadrons de la mort, l'ecole francaise(死の部隊:フランスの教え)』でFIGRA(社会ニュースレポート&ドキュメンタリー国際映画祭)優秀研究賞ほか受賞。 08年、『モンサントの不自然な食べもの』でレイチェル・カーソン賞(ノルウェー)、ドイツ環境メディア賞ほか数々の賞に輝く。また、3.11以降の福島の農家を取材し、アグロエコロジー、農業を中心とした継続的な社会をテーマにした、世界のオルタナティブ農家を追った作品を制作中。

マリー=モニク・ロバン
モンサントの不自然な食べもの
2012年9月1日より渋谷アップリンクほかにて全国公開
[監督]マリー=モニク・ロバン
[原題]LE MONDE SELON MONSANTO
[DATA]2008年/フランス、カナダ、ドイツ/アップリンク/108分