1979年4月21日生まれ、スコットランド出身。名門の英国王立スコットランド音楽院を卒業。『ダンシング・インサイド/明日を生きる』(05年)で映画初主演。『ナルニア物語/第1章:ライオンと魔女』(05年)のタムナスさん役でブレイク。その他、『ラストキング・オブ・スコットランド』(06年)、『つぐない』(07年)、『ウォンテッド』(08年)、『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(11年)、『X-MEN: フューチャー&パスト』(14年)、『X-MEN: アポカリプス』(16年)、『ッドプール2』(18年)などに出演。
大物犯罪者を取り逃がした上に銃傷を受け、心に深い傷を負った捜査官マックス。マックスの追っ手を逃れ、他国で隠遁生活を送っていた大物犯罪者スターンウッド。追う者と追われる者として衝突を繰り返してきた2人が、大きな陰謀の渦に巻き込まれ、生き延びるために協力、巨大組織に戦いを挑む姿を描いた『ビトレイヤー』は、ロンドンを舞台にしたクライムアクションだ。
新進気鋭の若手エラン・クリーヴィーが監督をつとめ、『ウォンテッド』(08年)や『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(11年)などに出演するジェームズ・マカヴォイが主演。あのリドリー・スコットが製作総指揮していることでも話題を呼んでいる。
スタイリッシュな本作で、「銃を携帯しない捜査官」を演じたマカヴォイに話しを聞いた。
マカヴォイ:この映画は、普通のイギリス版ギャング映画の鋳型に入りきらないような型破りな作品だと思うんだけど、それが出演の理由かな。イギリスのギャング映画が悪いというんじゃないよ。イギリスのギャング映画で良い作品も沢山あるけれど、この映画はこれまで多かったイギリスの社会派ギャング映画の枠を超えている点が、とても新鮮に思えたんだ。
──この映画の大きなテーマのひとつは“ガン・カルチャー”だと思うのですが、イギリスでは警察が拳銃を携帯しませんよね。それについてのご意見を聞かせてください。アメリカをはじめ、銃を携帯する国は多いわけですが……。
マカヴォイ:警官がどうしても拳銃を装備しなければならない理由はあまりないと思うんだ。特に、最近のアメリカの銃犯罪(の多発)を踏まえて考えるとね。警察が装備すれば、犯罪者のほうにも銃をもつ言い訳を与えることになる。だからイギリスでは警官が拳銃を持たず、したがって銃犯罪も比較的少ないんじゃないかな。これは悪い状況ではないと思うよ。
マカヴォイ:映画の撮影でケガをしたことはないんだ。アクション映画でもケガしたことはないよ。『ウォンテッド』のときに耳にバイ菌が入って化膿したくらいかな。蝋(ろう)のはいったお風呂に横になるシーンがあって、それが耳にはいったみたいなんだ。でも、他にはないんだ。子どもの頃はよくケガをしたけどね。
マカヴォイ:そんなことはないよ。マスコミは僕が私生活について話したがらないのを知っているから。道で人に声をかけられることあるけれど、それは別に嫌じゃないよ。ただ家族については、公では話したくないんだ。今のところは僕らの意思を尊重してもらっている。マスコミとの関係というのは相互関係だと思うよ。キャリアを築くためにマスコミを利用する人はいるし、それが悪いと批判する気もないよ。
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