1988年11月6日、アメリカ・アリゾナ州生まれ。04年にタレント発掘番組に出演し、女優としてのキャリアをスタート。10年『小悪魔はなぜモテる?!』に初主演し、第68回ゴールデングローブ賞主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)にノミネート。『アメイジング・スパイダーマン』シリーでヒロインを演じ注目を集め、2014年の『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』で第87回アカデミー賞助演女優賞などにノミネート。16年の『ラ・ラ・ランド』でアカデミー賞主演女優賞を受賞。
全世界で7億5千万ドルの興行収入を獲得し、46ヵ国で初登場1位を記録した大ヒット作続編となる『アメイジング・スパイダーマン2』が4月25日より公開された。
今回、スパイダーマンの前に立ちはだかるのは、エレクトロ、グリーン・ゴブリン、ライノの史上最強の3敵。そして、スパイダーマン(=ピーター)の幼なじみである巨大企業オズコープ社の御曹司ハリーとの再会から始まる予期せぬ展開……。なぜオズコープ社はピーターを幼い頃から監視し続けてきたのか? なぜ強敵たちはスパイダーマンに襲いかかるのか? 最大の危機に直面したスパイダーマンの秘密と戦いが描かれていく。
本作で主人公スパイダーマンを演じたのは、前作同様、アンドリュー・ガーフィールド。その恋人グウェン役もエマ・ストーンが続投している。実生活でもガーフィールドと交際中のストーンに、映画について、そしてガーフィールドについて聞いた。
ストーン:2作品続いて同じ人たちと一緒に仕事をして同じキャラクターを演じるのは今回が初めて。とても楽しめました。
ストーン:ええ。前作に比べ本作ではグウェンは大きく成長しています。私にとっても、前回21歳で彼女を演じてから24歳までの期間は人生において大事な期間でしたから、グウェンの成長はありがたかったです。演じるにあたり、20代前半の人間として知っていることを、すべて役に投じることができました。
ストーン:ピーターは、グウェンに近づかないことを誓いました。彼女もそのことを承知していますが、ピーターと一緒にいることに対し、ピーターよりも堂々としています。人生は短いし2人はお互いに愛し合っているのだから、と。ピーターは、グウェンよりもずっと葛藤しているので、全編を通して2人の間の空気が張りつめています。
ストーン:彼はいろいろなことにとても気を配るし、ものすごい才能を持っています。キャラクターにものすごい深みを与えていますし、彼にとってはすべてのことが何かしらの意味を持っています。何一つとして見逃さない。毎日が全力投球なんです。これほど人々に愛されているキャラクターを演じる役者として、これ以上は望めない、という人です。
彼と一緒に仕事をすることで本当に多くのことを学んでいます。彼は準備を万端に整えてくるし、とても緻密であると同時にとても勇敢なんです。アンドリューとの共演は、いつもワクワクでいっぱいです。今は1作目のときよりも、彼とまた共演したいと思うようになりました。というのも彼の能力をさらに目の当たりにしたからです。これ以前に共演した映画ではそういう彼を見たことがなかったし、今回はいろいろと演技する彼を見て、素晴らしい能力を持っていることが分かりました。そういう俳優と共演できるということは、非常に光栄なことだと思います。
ストーン:共演シーンは短いシーンでしたが、デインは信じられないくらいの才能の持ち主です。驚かされました。それまで彼のことは『クロニクル』(12年)で見ただけでしたが、『クロニクル』は大好きな作品です。だから以前から彼のファンでしたが、今では大ファンです。
ストーン:みんな知っていると思いますが、彼は本当に素晴らしい俳優です。彼ともいくつかのシーンで共演しましたが、本当に愉快な人で、いつも皆を大笑いさせていました。彼のおかげで現場がとても明るい雰囲気になるんです。これ以上は望めないほど。どこにいても彼はスターなんです。とても楽しい人で、いつも歌ったり踊ったりしていて、真のエンタテイナーでした。それにすごくやる気満々で、撮影準備バッチリっていう人が仕事にいるということが、とても楽しかったです。
ストーン:素晴らしかったですよ。スパイダーマンを見かけると、みんな大騒ぎ。スパイダーマンを見て大興奮し「本物のスパイダーマンだ!」って。叫ぶ人や写真を撮る人たちが大勢いて、あちこちにバリケードが作られました。とにかく最高でした。『アメイジング・スパイダーマン2』は、まさにニューヨークの映画ですし、ニューヨークの街自体がひとつのキャラクターのようになっています。スパイダーマンは典型的なニューヨークのスーパーヒーローですから、完璧でした。非の打ちどころがありません。
ストーン:私の人生をとても大きく変えた重要な作品です。子ども、大人に関わらず、大勢の人がスパイダーマンから影響を受けています。人々の人生に驚きと自信を与えています。そういう映画に関わることができて、非常に光栄に感じています。
ストーン:生命が溢れていて、ジェットコースターみたいな感じの作品です。アクション、ロマンス、コメディなど楽しさ満点の作品で、期待している要素がこの1本にみんな詰まっているはず。絶対、見たほうがいいですよ。
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