ツイ・ハーク
Tsui Hark
1950年2月15日生まれ。ベトナムのサイゴン(ホーチミン市)出身。ベトナム戦争の難民として香港に移り住み、66年にアメリカに留学。テキサス州立大学で映画を学び、77年に香港に戻り、テレビ制作を経て、79年に『蝶変』で映画監督デビュー。ワイヤーアクションとCGを融合させた『蜀山奇傳/天空の剣』(83年)で注目を集める。その後、『男たちの挽歌』(86年)、『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー』(87年)などの人気シリーズを次々プロデュース。斬新なテーマと多くのスターを発掘したことで、“香港のスピルバーク”と称された。その後、ハリウッドに進出し『ダブルチーム』(97年)、『ノック・オフ』(98年)などを監督『王朝の陰謀 判事ディーと人体発火怪奇事件』(10年)で香港電影金像奨の最優秀監督賞を受賞。ヒット作『ドラゴンゲート 空飛ぶ剣と幻の秘宝』(11年)も監督。