ジャン=ピエール・ジュネ
Jean-Pierre Jeunet
1953年9月3日生まれ、フランスのロアンヌ出身。友人のマルク・キャロ共同監督した『デリカテッセン』(91年)で長編デビュー。同作品は同年のフランス国内観客動員数第3位のヒットとなり、セザール賞新人監督作品賞、脚本賞を含む4部門を獲得。同じくキャロと共同監督した『ロスト・チルドレン』(95年)も評判に。ハリウッドからも注目され、『エイリアン4』(97年)の監督に抜擢されるが、ハリウッドの流儀が肌に合わず、その後4年間沈黙。2001年に監督した『アメリ』が大ヒットし、再び世界の脚光を浴びる。その後、『ロング・エンゲージメント』(04年)、『ミックマック』(09年)を監督。隅々までこだわり抜いた独自の世界観でカリスマ的人気を博している。