『毛皮のヴィーナス』ロマン・ポランスキー監督

勝つのは常に女性! 巨匠監督が官能的に描く男女間闘争の行方とは?

#ロマン・ポランスキー

『毛皮のヴィーナス』場面写真
(C) 2013 R.P. PRODUCTIONS - MONOLITH FILMS
『毛皮のヴィーナス』場面写真

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ロマン・ポランスキー
ロマン・ポランスキー
Roman Polanski

1933年8月18日生まれ、フランスのパリ出身。ユダヤ人で幼少期をポーランドで過ごすも、ユダヤ人一斉逮捕の直前に父親の助けを借りて逃げ延びる。だが、父母は連行され、母親はアウシュビッツで虐殺。父親は強制労働させられるも生き延び、終戦後に再会した。俳優を経て1962年に『水の中のナイフ』で監督デビュー。『ローズマリーの赤ちゃん』(68年)、『チャイナタウン』(74年)などを監督。『戦場のピアニスト』(02年)でアカデミー賞監督賞を受賞。『ゴーストライター』(10年)ではベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞。私生活では69年に妊娠8ヵ月だった妻のシャロン・テートをカルト教団に惨殺される悲劇に見舞われている。また77年には13歳の少女に性的行為をした嫌疑で有罪判決を受けたが、本人はえん罪を主張。

ロマン・ポランスキー
毛皮のヴィーナス
2014年12月20日より公開
[監督・共同脚本]ロマン・ポランスキー
[出演]エマニュエル・セニエ、マチュー・アマルリック
[原題]VENUS IN FUR
[DATA]2013年/フランス/ショウゲート/96分

(C) 2013 R.P. PRODUCTIONS - MONOLITH FILMS