MYROSLAV SLABOSHPYTSKIY
ミロスラヴ・スラボシュピツキー
1974年キエフ生まれ。キエフ国立演劇芸術学院を卒業。キエフのドヴジェンコ・フィルム・スタジオとサンクトペテルブルグのレンフィルム・スタジオに勤務。短編3作目となる『Deafness』(10年)では、聾唖者のための学校を舞台に初めて言葉のない実験的な映画に挑戦し、ベルリン映画祭にノミネートされた。『Nuclear Waste』(12年)でロカルノ映画祭で銀豹賞を獲得した。初の長編作品『ザ・トライブ』が物議を呼び、カンヌ国際映画祭では、批評家週間グランプリ、フランス4ヴィジョナリーアワード、ガン・ファンデーション・サポートの3賞を受賞した。
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