『クーキー』ヤン・スヴェラーク監督インタビュー

チェコの人気監督がへなちょこテディベア、クーキーの大冒険を語る!

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ヤン・スヴェラーク
ヤン・スヴェラーク
Jan Sverak

1965年2月6日生まれ。 チェコスロバキア出身。プラハの映画大学で映画制作を学び、在学中から短編作品やテレビ映画を手がけた。雪山の屋敷に閉じ込められた2人の老女を描く短編『Vesmirna Odysea II』(86年)でアメリカ映画へオマージュを捧げ、一躍注目を浴びる。テレビの恐ろしいパワーを描いたアクション・ファンタジー『アキュムレーター1』(94年)は、当時としてはチェコ映画では最高額の予算で製作され、94年のヴェネチア国際映画祭や当時のゆうばり国際冒険・ファンタスティック映画祭などでも賞を受賞。また自国でもヒットとなり、最も人気のある作品に贈られるチェコ・ライオン賞を受賞した。同年、大学時代の友人と脚本を書き上げた『Jizda』を超低予算映画として製作。カルト的な人気を得た作品となり、チェコの劇場でロングランの大ヒットを記録した。『コーリャ 愛のプラハ』(96年)ではアカデミー賞最優秀外国語賞を受賞。続く次回作『ダーク・ブルー』(01年)はチェコ映画最大の製作費をかけた作品としても有名。