『ボクソール★ライドショー 恐怖の廃校脱出!』岡本夏美インタビュー

女子中高生のカリスマ! 人気の美少女が恐怖体験!?

#岡本夏美

「初」が付くと、鼻が高くなった感じがします!

3Dをはるかに超える面白さ、体感する映画として人気を博す4DX。日本初となる4DX専用映画『ボクソール★ライドショー 恐怖の廃校脱出!』が先週末より公開され、好評を博している。

映画の舞台となるのは廃校。女子高生による肝試しのバラエティ番組生中継中に次々と訪れる恐怖。ナツミ、エレナ、キヨの仲良し女子高生3人組は、この異空間から脱出できるのか──。主演は、Twitterフォロワー数10万人超を誇る人気の女子高生女優・岡本夏美。白熱の演技を披露した彼女に、本作の見どころなどを語ってもらった。

──日本初の4DX専用映画に出演した感想は?

岡本夏美

岡本:「初」が付くと、鼻が高くなった感じがしますよね。一番だ!という想いもありますし。それがあるからこその期待もあるだろうし、そういうのに答えられるように!と思いました。嬉しいことでしたね。また、台本通りに言わない、自然な口調で言い回ししていい、自分の名前でやっていい、自分の性格に寄せてもいい、など、白石監督のやり方がすごく好きだったので、そういう点では、とてもやりやすかったです。これが白石ワールドだなーと。楽しかったです。

──撮影は特殊な部分があったのでしょうか? また難しさはありましたか?

岡本:カメラ越しに驚いてる姿をはじめ、私たちのリアクションが劇場のお客さまと同じリアクションになれればいいなーとすごく思っていて、自分も自然なリアクションになるよう意識しました。監督から、本当にリアルに怖がって!とも言われたので、すごくリアルなお芝居をさせてもらいました。一緒に体験してもらえるような空気だったり、お芝居になってたらいいなと思いました。
 撮影については、CGが加わる場面の撮影が難しかったです。「ここに何々がいます」、「ここから何々が出ます」など、説明をよく聞いて、どのような大きさや、どのような感触など、細かい情報を頭に入れて、現場にいるみんなのイメージを一致しなければいけなかったので、自分だけじゃできなかっただろうし、難しいなと改めて思いました。

「こんなに動いてるんだ!」4DXは、予想以上の楽しさ
岡本夏美

──『カルト』以来、二度目の白石晃士監督作ですが、オファーされたときの感想は?

岡本:また、白石監督とお仕事できることがすごく嬉しかったです。映画デビュー作品でご一緒させていただいたので、想い出のある監督でしたし、あの白石ワールドで映画が撮れることがすごく嬉しかったです。ご縁があってよかったなと思いました。

──全編通じて一生懸命だったと思いますが、特にこのシーンは頑張った!というシーンがあれば教えてください。

岡本:全編きつかったな(笑)。私の役であるナツミから妖怪を倒しに行くということが多いので、ナツミをきっかけに動いたりすることが多いのですが、ずっと追いかけられているなかで、ずっと走り回るというのが地味に一番大変だったかなと思っています。でも、すごく楽しめました。

岡本夏美
──4DX劇場で本編をご覧になった時のご感想は?

岡本:予想以上でした。期待していた以上でしたので、こんなに動いてるんだ!映画ということを忘れちゃうくらい楽しめちゃうんだ!と思いました。新感覚だな!とびっくりしました。映像のつくり方も、4DXも、海外作品のような感じだったので、そういうのも面白くて、アトラクションみたいで、新しい! ライドするのもぴったりでした。

──最後に、本作の見どころを教えてください。

岡本:軽い気持ちで遊び半分に見に行っちゃおう! という気持ちで来てもらうのが、一番いいかなと思います。そんなにホラーが苦手な方でも楽しめるようなホラー映画になってますし。普通の映画を見終わった後とは、また違う会話ができて盛り上がり、カップルでも、友だち同士でも楽しんでもらえるかなと思います。終始追われている感じなのですが、臨場感だったり、友情みたいなものを感じられる作品になっています。本当に一生懸命、精一杯走って、精一杯叫んで、精一杯戦いましたので、映画の世界にいるような気持ちで見ていただけたらいいなと思います。ぜひ、みなさん、見て、楽しんでください!

岡本夏美
岡本夏美
おかもと・なつみ

1998年7月1日生まれ。神奈川県出身。2011年にファッション誌「ラズベリー」のモデルオーディションでグランプリを獲得しモデルデビュー。その後、モデル活動をしながら、情報番組「おはスタ」の「おはガール」出演や、「夜行観覧車」(13年)、「GTO」(14年)などの連続ドラマや、『仮面ライダー1号』(16年)や、『咲-Saki-』(17年)などの映画に出演するなど、女優業も精力的に行っている。