ウニー・ルコント
Ounie Lecomte
1966年11月17日、韓国ソウル生まれ。9歳の時にフランスパリ郊外サン=ジェルマン=アン=レー在住の、父親が牧師をしているプロテスタントの家庭に養女として引き取られた。映画界で俳優、衣装デザインの仕事などを経て、短篇『Quand le Nord est d’Accord』などを監督。劇場映画初監督作『冬の小鳥』(09年)が第62回カンヌ国際映画祭に特別招待作品されたほか、第22回東京国際映画祭〈アジアの風部門〉で最優秀アジア映画賞を受賞。本作は監督が構想する『冬の小鳥』から続く3部作の2部にあたる。