1998年9月5日生まれ、千葉県出身。2013年にファッション雑誌『Seventeen』の専属モデルを選出するオーディション「ミスセブンティーン」でファイナリストに選出され、スカウトを経て芸能活動を開始。17年4月に『週刊ヤングマガジン』で表紙と巻頭でグラビアデビューし、“リアル峰不二子”の異名で話題に。近年はテレビドラマ『チア☆ダン』や『銀魂2-世にも奇妙な銀魂ちゃん-』、『GIVER 復讐の贈与者』『恋のツキ』などに出演。また、18年12月には舞台『呪いの万華鏡/呪いの49日』にも出演するなど、女優としても活動の幅を広げている。
原案を映画界の異端児・園子温が、総合演出をTAK∴名義で俳優としても活躍している坂口拓が務める忍者アクション映画『レッド・ブレイド』が、12月15日より公開される。
“リアル峰不二子”とも言われるスタイルでグラビアでも活躍中の小倉優香が、初主演にしてアクションにも挑戦。日本のアクションをけん引する坂口拓指導のもとで約1ヵ月に及ぶトレーニングを経て挑んだ本作について、撮影の苦労などを交えて話を聞いた。
劇中では、超ミニスカートの制服姿で過激なシーンにも果敢にチャレンジ。多くの女優を世に送り出してきた園監督をして「今後とっても業界を揺るがすとてつもない存在になる」と断言するほど、その存在感は圧倒的だ。「自分を偽らずありのままでチャレンジした」と語る池田に、撮影エピソードやパーソナルなことを聞いた。
小倉:初めて聞いた時はまだ台本は完成していませんでした。 その一週間くらい後に本決まりして、アクションだと知りました。ダンスをしていたのでアクションは余裕だと思って楽しみにしていましたけど、実際やってみると全然ダメで……。色々言われて1日目で心が折れました。
小倉:例えば、ただキックをするならできますけど、本当に当てるわけではないので、止め方や筋力の使い方とかが難しくて。ダンスでは、どんな筋力を使おうがその形を表現として見せられればいいんですけど、アクションには正解があるので、そこが難しかったです。
小倉:陸上競技系は足も遅いし、球技も球が怖いのでやりたくないので、体を動かすのはダンスくらいですね。
小倉:それほどみんなで話す時間はなかったですけど、女子3人(搗宮姫奈、花影香音)が同部屋で、揃ったときは一緒にお酒を飲んだりしていました。現場はスタッフさんも含めてアクション部の俳優さんもほぼ男性でしたけど、女子3人もわりと男気系だったので、女の子はいなかったかもしれないです(笑) 。
小倉:自分が疲れていても、それを押し殺して役に集中できる力は付いたかなと思います。
小倉:ウェイブという坂口さんの技がありますけど、あれをみんな受けていて。坂口さんから「受けるか?」と言われたけど、「絶対嫌です」とずっと逃げていました(笑)。
小倉:アクションでは「もっと殺意を!」と言われました。斬って終わりでなくて、「斬った後に残像みたいに残っているものがあるんだ」と。
小倉:定義みたいなものは分からないですけど、坂口さんから「侍は正面から戦うけど、忍者は勝つためだったら後ろから首をかこうが何でもするずるさがある」という違いは聞きました。それまで特に侍と忍者の違いについて深く考えた事はなかったですけど、なるほど面白いなと思いました。
小倉:アクションが多いですけど、芝居のシーンも真剣にやったので注目して欲しいです。ト書きで「泣く」 とは書かかれていないけど、勝手に涙が出てきたシーンがあるので見て欲しいです。
小倉:これを、 というのはないですが、全部やりたいです。
小倉:ドラマ『ブラックスキャンダル』の山口紗弥加さん。演技がとてもすごいと思います。
小倉:ダンスをやりたいです。
小倉:中国語の勉強とウォーキングです。中国語は、読むことと話すことはできるようになりましたけれど、聞き取りが難しくて練習中です。
小倉:元々興味はありましたが、台湾でお仕事が決まった際に決めてくれた向こうのスタッフさんたちに私も何かしたいと思い、しゃべれるようになりたいと始めました。もうそのお仕事は終わってしまい、(中国語習得という意味では)間に合わなかったのですが、次は話せるようになればと思います。
小倉:元々私を知っていた方は今までのイメージと違う一面に驚いたと思います。これからもコロコロと色々な印象を見せていけたらと思っているので、楽しみにしていてください。
(text:中村好伸/photo:小川拓洋)
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