アミール・ナデリ
Amir Naderi
1945年8月15日、イランのアバダン生まれ。スチールカメラマンを経て、『ハーモニカ』(74年)などを監督。『駆ける少年』(86年)、『水、風、砂』(89年)でナント三大陸映画祭グランプリを受賞し、世界的にも高評価を受けた。その後、アメリカに移りNYを拠点に活動。『サウンド・バリア』(05年)はローマ国際映画祭でロベルト・ロッセリーニ批評家賞を、『ベガス』(08年)はヴェネチア国際映画祭コンペティション部門でSIGNIS賞を受賞。11年には西島秀俊主演の『CUT』を監督。また同年のTOKYO FILMeXでは審査委員長を務めた。最新作はロサンゼルスで撮影されヴェネチア国際映画祭で上映された『マジック・ランタン』(18年)。