2001年8月24日生まれ、東京都出身。2歳の時に子役デビューし、雑誌のモデルやテレビCMなどに出演。16年より本格的に女優としての活動を開始。これまでに映画『シンデレラゲーム』(17年)などに出演している。2018年には、ドラマ『ウルトラマンR/B(ルーブ)』で主人公の妹・湊アサヒ役を演じ、その名を広く知らせることとなった。
2018年7月から放送された特撮テレビドラマ『ウルトラマンR/B(ルーブ)』。シリーズ初の兄弟がウルトラマンに変身するとの設定で、一躍話題となった本作の劇場版『劇場版ウルトラマンR/B セレクト!絆のクリスタル』が2019年3月より公開される。
ドラマに続き、ヒロイン・湊アサヒを演じるのは、其原有沙。劇場版では、兄たちに続きウルトラウーマン“グリージョ”として変身し、活躍するなど、ドラマ以上に重要な役どころを務める其原に仕事と、素顔の彼女について伺った。
其原:まず劇場版に出られるということが、嬉しかったですね。当初の予定では、アサヒはドラマ版の中で消えてしまう設定だったので「劇場版に出られる上に、ウルトラマンウーマンになれるなんて!」と思いました。ドラマではウルトラマンになるお兄ちゃんたちを陰ながら支えることしかできなかったので、一緒に戦えるというのは、とても嬉しかったです。
其原:湊家の絆が深まったなと感じます。ドラマの最初の方では、お父さんお母さんが、息子たちがウルトラマンになって戦うことを賛成していない時もありました。でも、映画では全面的に応援してくれていて、より絆が深まったなと思いました。
其原:すごく仲が良いんですよ。休憩中も、携帯アプリでスコアを競いあったり、クイズを出し合ったり、ゲームをしていました。そのゲームに関しては、(山崎)銀之丞さんや濱田龍臣くんは、かなり強かったですね。素なのか、演技なのかわからず、見破れないことも、たくさんありました。
其原:小さい頃から、芸能界でお仕事をさせていただいていて、こうやって続けられるのは、家族の支えや協力があったからこそだと思います。今でも、自分が迷った時は一番に相談にしますし、本当に心から応援してくれる人がそばにいるのはありがたいですね。特にお母さんと一緒にいる時間が長くて、学校や仕事のこと、なんでも話しています。
其原:天真爛漫なところですかね。でも、私は人見知りしてしまうタイプなので、アサヒの、誰にでも初対面からぐいぐい行けるところはすごいなと思います(笑)。
其原:普通の女子高生と同じで、友だちと流行っている食べ物の話をしていることが多いですね。私自身、まだ行ったことがないのですが、いわゆる「映える」食べ物、飲み物とかが気になっています。おいしい食べ物が大好きなので(笑)!
其原:お母さんとマグロアボカド丼を食べに行きました!ご飯の部分が雑穀米とキヌアになっていて、女子力が高いなって(笑)。キレイになれた気がします!
其原:練り香水とかハンドクリームをいただくことが多く、良い香りの小物を集めることにハマっています。なんか女子力上がっちゃったかもなって思いますね。特にせっけんの香りと、柑橘系の香りがお気に入りです。
其原:ゆっくりできる、静かなところに家族旅行に行きたいですね!
其原:アサヒを演じてすごく楽しかったので、お芝居を中心に頑張りたいなと思います。あと、『ウルトラマンR/B』のブルーレイでナレーションに挑戦させていただいたので、今後声優とかのお仕事もやってみたいです!
其原:ウルトラマンだからかもしれませんが、カタカナが多くて苦戦しました。あと、演技だと自分の間でセリフを言えるのですが、ナレーションの場合、何十秒でこのセリフを言うと決まっていたので、早すぎてもダメだし、遅すぎてもダメ、そこに自分らしさを残すというところが難しかったです。ベテランの録音スタッフの方に、アドバイスをもらいながら頑張りました!でも、大変だったんですけど、出来上がったのを聞いた時は、嬉しかったですね。
其原:アサヒのイメージもあって、悪い役はできないのかなって思うのですが、いつかは悪い役とかクールな役にも挑戦したいなと思います。
其原:うーん…普段元気だねって言われることが多いので、「こんな役もできるんだ」というよりも、「ちょっと違うんじゃない?」って言われそうな気がします(笑)。でも、将来的に有村架純さんのような柔らかい表情の中に、真っ直ぐな芯を感じさせる女優さんになれたらなと憧れているので、いろんな役に挑戦したいです!
其原:『ウルトラマンR/B』は今回で終わってしまうのですが、最後まで皆さんから愛される作品にしたいです。あと、お仕事以外のことで言うと、高校最後の年なので、行事に積極的に参加していけたらなと思います。
其原:文化祭で係をやってみたいですね!たこ焼きとか、縁日とかで何か売ってみたいです。でも、売っているうちに食べたくなっちゃいそう(笑)。
其原:そこは今まさに悩んでいるところです。アサヒが受験生だったこともあって、今回進路については考えさせられました。自分の思う道に進めたらと思うので、しっかり探していきたいです。
其原:劇場版『ウルトラマンR/B』は、「詰め込んだな」と驚くくらい、本当に盛りだくさんな内容になっています!特に、私としてはグリージョに注目してほしいです。女の子って、変身に憧れる一方で戦わないイメージがある中、グリージョが「女の子でも戦えるんだぞ」っていうメッセージを残しているなと思うので!あと、ドラマ以上に兄弟の絆とか家族の絆が、より一層深いところまで描かれていて、共感できる部分も多いと思うので、ぜひ幅広い世代の方に見ていただきたいです。
(text:於ありさ/photo:勝川健一)
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