1999年生まれ、鹿児島県出身。2014年にDream5として紅白歌合戦に出場。現在はソロとなり、グラビア誌を中心に活躍、最も表紙を飾った女性に贈られるカバーガール大賞を受賞。話題のテレビドラマ『3年A組 -今から皆さんは、人質です-』(19年)に出演するなど女優としても活躍中。
累計発行部数120万部を突破した杉山美和子の大ヒットコミックを実写映画化した『4月の君、スピカ。』が4月5日より劇場公開される。福原遥、佐藤大樹、鈴木仁、井桁弘恵というフレッシュな魅力あふれる若手キャストが勢ぞろい。天文部を舞台にもどかしくて切ないラブストーリーが展開される。今回は主人公・星のクラスメイト立花楓を演じた若きカバーガール女王・大原優乃に話を聞いた。
大原:『4月の君、スピカ。』の方が先です。『3年A組』では、みんなと再会できて、また共演させていただけたことが本当にうれしかったです。特に福原遥ちゃんとは、雑誌「ピチレモン」でモデルをやっていた時からの仲なので。お仕事で会えることは本当にうれしいですね。
大原:2人で会っている時はお仕事の話ばかりしています。お互いの悩みを聞いたり、励まし合ったりして。支え合っているという感じです。それは今も昔も変わらないと思います。
大原:最初に原作を読ませていただきました。本当にキュンキュンして。そしてせつないマンガだなと思いました。現場でも、キャストの皆さんが原作を愛していて演じているのが、すごくステキだなと思って。わたしが演じる立花楓という役は、原作にないオリジナルキャラクターなので。だからこそ自分にできることを、原作を大切にしながら演じさせていただきたいと思いましたね。
大原:わたしはマンガが好きなので。久々に少女マンガを読んで、キュンキュンしました。この作品は展開がどうなっていくか分からない。最後の最後まで見逃せないというか、最後までハラハラキュンキュンできる作品だなと思ったので、面白かったです。
大原:普段は少年マンガの方が多いんです。弟がマンガ好きなので、借りて読んでます。「アオアシ」「バクマン。」「GIANT KILLING」みたいな熱いマンガが好きです。「アオアシ」は主人公が田舎から出てきて、その中でひとりでやっていくというストーリーなので、すごく共感できるところがあるんです。
大原:わたしは深月くんですかね。落ちついているし、でも自分の思いはしっかりあって、素敵だなと思います。泰陽くんは、友だちにいたらいいな。親友になりたいです。
大原:すごくのどかで、空気がおいしくて。景色もきれいなところだったので。撮影は不安もあったりしましたけど、旅館に泊まらせてもらった時は温泉に入ったりして。リラックスすることが出来ました。
大原:この映画では、役としてその3人の衣装やメイク、髪型が圧倒的に派手でポップな感じだったので。そこから自分の役について想像することが出来て、より楽しむことができました。監督がこのキャラクターをオリジナルで作った理由なんですけど、この映画には切ないすれ違いのシーンが多いので、わたしたちが出てきた時にクスッと笑えたり、温かい気持ちになってもらえたらいいなと言っていて。現場で監督を笑わせられたら勝ちだよと言われたので、撮影中はどうやって監督を笑わせようかなということに頑張っていました。言っていることは、女子高生が言っていそうな普通のセリフだったんですが、それをどうやってポップに、かつ監督を笑わせられるようにできるか、ということは考えました。いろいろと難しいなとは思いましたけど、3人で話し合いながらやってみました。そうしたら、クランクアップの時に、わざわざ監督が、モニタのところからこっちに走ってきてくれて。「良かったよ」と笑顔で言ってくださったのがすごく嬉しかったです。
大原:みんなこの作品に真剣に向き合っていたので、現場から帰ってきた時も、反省することがあったらみんなで落ち込んだりとか。うれしい時は、みんなでうれしかったねと話し合ったり。わりと作品のためにみんな頑張っていたので、だいたいがそういった話をしてましたね。純粋にみんなが同じ方向を向いて考えたからこそ、この役ができたんじゃないかなと思います。
大原:ここまで振り切った役は今までなかなかなかったので、それに挑戦させていただけたのはありがたいなと思いました。楽しかったですね。
大原:当たり前のことですが、初心を忘れずに。いつも感謝の気持ちを、思うだけではなくて、伝えられる人でいたいです。人間味のある人でいたいなというのが自分の中での目標です。
大原:わたしは土屋太鳳さんが憧れで。わたしが芸能界に入ったきっかけはダンスだったんです。土屋さんはお芝居ももちろんですが、ダンスも踊られていて。そういう輝きがあるのは素敵だなと思いますし、人柄の良さがSNSとかでも伝わってきます。いつかお会いできるように頑張りたいなと思います。
大原:アクションはやってみたいです。殺陣だったりとか。もともとアクロバットを習っていたので、アクロバットに挑戦してみたいです。女性らしくというよりは、女を捨てて戦う、といった役柄をやってみたいですね。
大原:本当にまっすぐでせつなくて、キュンキュンする映画なので、大切な人と見に行っていただきたいです。
(text:壬生智裕/photo:中村好伸)
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