『ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー』 クリスティン･クルック インタビュー

『ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー』 クリスティン・クルック インタビュー

見どころはやっぱりファイトシーン

• 全世界で累計2500万本を売り上げた人気ゲーム「ストリートファイター」。その中でも人気の高いキャラクター春麗（チュンリー）を主人公にした映画『ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー』が2月28日より公開される。このアクション・エンターテインメントに主演したクリスティン・クルックに、映画について、そしてプライベートについて話を聞いた。
   
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• ──チュンリーを演じていて共感した部分はどこですか？　また違うと思ったところはありますか？
• クリスティン・クルック（以下、K)：今回、彼女は映画の中で精神的な旅を経験します。私もまさに同じような時期にさしかかっているので、そこにとても共感しました。違うと思ったのは、戦いの部分（笑）。私は肉体的な戦いも、口論などの精神的な戦いも一切しないようにつとめているところなので、そこが違うと思います。
   
• ──“精神的な旅”について教えて下さい、そういったことについて考えるきっかけが、何かあったのでしょうか？
• K：5〜6年前にネパールに行ったのですが、ヒマラヤをトレッキングしたりして色々なことを考えました。それがきっかけになったんじゃないかと思います。その時、自分のしたいように生きていないと自覚したんです。そのことがあったおかげで、今はとてもオープンに物事を考えられるようになりました。
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• ──アクションがとてもきれいでしたが、演じてみた感想は？
• K：私にとって一番の挑戦は、太極拳を滑（なめ）らかに見せることでした。短期間で身につけなければならなかったので、とても大変でしたね。アクション監督のディオン・ラムさんが的確な指導をして下さったのが功を奏したのだと思います。
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• ──原作はゲームですが、どんなことを意識して演じましたか？
• K：いかに人間らしく演じるかを大切にしました。映画は、キャラクターやストーリーに自分を投影しながら見ることが多いと思うので、観客がちゃんと自分を投影できるようにしたいと思ったからです。それから、ゲームのファンたちをガッカリさせないよう、バトルシーンの戦いをキチンと演じるように心がけました。
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• ──タフでかわいい主人公を演じていましたが、タフなのにかわいく見せるコツは？
• K：女性って、タフさとキュートさという2つの資質を持っているものだと思うのです。昔から女性は、子育てをして一族の面倒を見ながらも、女性らしさを失ったりはしませんでした。女性らしさとは、女性ならば誰でも持っている資質。それは、優美さ、優しさ、癒しの力などだと思うのですが、男性と同等になるんだ、男性に勝つんだという気持ちよりも、「これでいいんだ」と自分を肯定することで醸（かも）し出されるものだと思うんです。
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• ──実はゲームはまったくやらないということですが、普段はどんな風に過ごしているのでしょうか。
• K：旅行も好きだし、友だちと過ごしたりもします。あとは、ヨガや読書をしたり、映画を見たりしますね。
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• ──最後に、映画の見どころを教えて下さい。
• K：ファンの方々の思い入れの多いキャラクターを演じる機会をもてたことは、とてもエキサイティングで嬉しいことでした。映画の見どころはやっぱりファイトシーンではないでしょうか。そこを見て欲しいですね。
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• （09/2/25）

クリスティン・クルック
Kristin Kreuk
1982年、カナダのバンクーバー生まれ。テレビシリーズ『ヤング・スーパーマン』（01〜）のヒロインを演じ、人気を博す。

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秋葉原で行われた映画のイベントに登場したクリスティン・クルック

 『ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー』
2009年2月28日より新宿ミラノほかにて全国公開

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