2000年10月25日生まれ、東京都出身。『ソロモンの偽証』で謎の美少年・神原和彦役に抜擢され、注目される。主な出演作は映画『初恋ロスタイム』(19年)、NHK連続テレビ小説『エール』(20年)、映画『映像研には手を出すな!』(20年)など。映画『胸が鳴るのは君のせい』が21年6月4日に公開予定。
『FAKE MOTION -たったひとつの願い-』板垣瑞生インタビュー
今度は卓球で死闘繰り広げる高校生役! 話題作目白押しの注目株を直撃
強がりで愚直なところが自分に似ていると感じた
卓球が優劣を決める世界。高校生同士の優劣も、勉強や喧嘩の強さではなく、卓球の勝敗に委ねられている……。そんな世界観の中で戦国時代の領地争いのように、高校生たちが覇権争いで熾烈な闘いを繰り広げる“卓球戦国時代”を描く「FAKE MOTION」シリーズ。
若手俳優集団「恵比寿学園男子部(EBiDAN)」のメンバーが集結し、作品世界の楽曲は動画投稿サイトを中心として絶大な人気を誇るマルチクリエイターの“まふまふ”が担当。キャラクターイメージは『エスケープジャーニー』や『俺たちマジ校デストロイ』(たなかマルメロ名義)などを手がける人気漫画家の“おげれつたなか”が描き下ろしている。
コミカライズや舞台化などメディアミックス展開もされている同プロジェクトは、昨年4月にシーズン1となる『FAKE MOTION-卓球の王将-』が放映され、現在は、第2シーズンとなる『FAKE MOTION -たったひとつの願い-』が放送中だ。2月3日の放送からは、本格的に新章がスタートする。
第2シーズンで物語の中心となる都立八王子南工業高校3年生・土方歳鬼を演じる板垣瑞生に話を聞いた。板垣は映画『ソロモンの偽証』やNHK連続テレビ小説『エール』など話題作に出演する若手注目株。同世代の若手俳優たちとの共演のことや、演技への思いなどを語ってくれた。熱い思いを持ちつつ、20歳の若さや勢い、人懐っこさを持つ彼の魅力に注目だ。
板垣:はじめはどんな内容なのか詳しくは知らなかったんですけど、それぞれの高校のメンバーが決まって、ウィン君(森崎ウィン)や昌暉君(矢部昌暉)が一緒だったので、すごく面白いことができるんじゃないかと思いました。先輩たちの中でもとくに仲のいい人たちなので。
板垣:僕は僕の中にいる土方を演じていたので、みんなと演じながら成長させていった土方だと思います。キャラクターの土方も僕が演じる土方も見る方がそれぞれ好きになってくれるといいなと思います。
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板垣:すごい方だとうかがって、PVを見て圧倒されました。楽曲にも是非注目して頂きたいです!
板垣:愚直さが似ているなと感じました。努力しているところを人に見せたくないというような。例えば「僕ってこんなに頑張ってるんで、頑張ってるって言ってください」とは言わない感じが(笑)。
板垣:そうなんです、強がりで愚直。すごく似ていると思いました。
板垣:まずは、“ギフテッド”があるんだーって思いました。そこにひっかかっちゃったら先に進めないんで(笑)。違和感とかはなくて、この作品で自分は何ができるかなってワクワクしました。日常を描く作品じゃないんで、キャラクターはどんどん自分で作っていって。遊び甲斐があるというか、(キャラクター作りに)答えはないので、いろんな人のオリジナルが1つの作品になっていくのが楽しかったです。
板垣:とにかくたくさんの人がいて刺激もいっぱいもらったし、難しくもありましたね。色んなお芝居が見れて、すごく勉強になりました。
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板垣:むちゃくちゃ楽しかったです! 荒牧君と共演させていただいて、雰囲気や所作が改めてすごいなと。1つ1つの動きがわかりやすくて、相手を見るっていう芝居だけでも迫力があって。普段も本当に優しい方でリスペクトしています。
(text:入江奈々/photo:ナカムラヨシノーブ)
(ヘアメイク:礒野亜加梨/スタイリスト:石橋修一)
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