殺されたのは、ひとりだけではなかった
演技派俳優たちによる手に汗握る密室推理劇として韓国で話題を呼んだ『12番目の容疑者』が2021年10月22日より開催の特集上映「のむコレ’21」にて公開される。本作より、予告編が解禁された。
・身を潜めて暗闇から近づいてくるのは……! 『殺人鬼から逃げる夜』身震いする本編映像!
『殺人の追憶』などの名優キム・サンギョンが、紳士然とした出で立ちながらどこか得体の知れない陸軍特務部隊上士のキム・ギチェを演じる。『鬼手』などシーンスティーラーとして名高いホ・ソンテが喫茶店の店主ソクヒョンを、TVドラマの女王パク・ソニョンが喫茶店マダムのソンファを、事件の鍵を握る画家を『7号室』のキム・ドンヨンが演じる。監督は短編やドキュメンタリーを手掛けてきたコ・ミョンソン。本作が長編作品デビューとなる。
公開された予告映像では、ペク・ドゥファンという詩人の死を呼び水に、喫茶店「オリエンタル茶房」に集まる常連客の面々と、キム・ギチェと自己紹介する謎の男の登場から始まる。キム・ギチェにより、同じく常連の女子大生チェ・ユジョンが殺害されていたという驚愕の知らせがもたらされる。平常心ではいられない客たちの食い違う証言と、慌てふためく姿。はたして2人を殺した真犯人は―。「時代が逃がした真犯人を捜せ」というコピーがキーワードだ。
目が離せない密室推理ミステリー
朝鮮戦争休戦後の1953年、明洞の細い路地に佇む喫茶店。ある日の昼下がり、常連客の詩人ペク・ドゥファンが殺害された事件を調査するため、陸軍特務部隊上士のキム・ギチェがやって来る。そして同事件の捜査中に、同じく常連の大学生チェ・ユジョンも殺害されていたことが発覚する。
これにより、常連客たちは疑心暗鬼に陥っていく。一体、誰が誰を殺したのか―?
『12番目の容疑者』は、「のむコレ’21」(2021年10月22日~)上映作品。
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