園子温の弟子・松尾大輔監督長編デビュー作『偽りのないhappy end』特報解禁！鳴海唯＆仲万美のコメントも

#カトウシンスケ #びわ湖 #ミステリー #仲万美 #園子温 #松尾大輔 #河合優実 #馬渕英里何 #鳴海唯 2021.10.18

（C）2020 daisuke matsuo

行方不明になった妹たちを探す姉2人が真実を追い求める物語

2011年の『ヒミズ』から10年間、園子温監督のほとんどの作品の助監督を務めてきた松尾大輔の長編映画監督デビュー作『偽りのないhappy end』の特報映像が解禁。併せてW主演を務める鳴海唯と仲万美のコメントが届いた。

本作は、それぞれの妹が行方不明になったエイミとヒヨリが共に犯人を捜すミステリーをベースに、姉2人の心の揺れを丁寧に描いた作品。

エイミ役をNHKの連続テレビ小説『なつぞら』でドラマデビュー、天然な性格が話題となり『アウト×デラックス』にも出演した鳴海唯、ヒヨリ役をマドンナのバックダンサーとしてワールドツアーに約1年半同行し、舞台Rock Opera「R&J」ではヒロイン役を務めた仲万美が演じた。

特報映像には、故郷から突然上京した妹ユウ（河合優実）に戸惑うエイミの姿、ヒヨリが人捜しのビラの前で途方に暮れるシーンなどが収められ、大都会・東京から美しい琵琶湖がある滋賀へと舞台を移しながら、必死に真実を暴こうとする姉2人の物語の序章をドラマチックに伝える。

鳴海は「長編映画でW主演をやらせていただくのは初めてだったので本当に光栄でした。とても繊細な描写が多い作品なので、上手くできるだろうかと、不安もありましたが、必ず良い作品にしたい、という気持ちで臨みました」と心境をコメント。自身が演じるエイミについて「携帯を持っていないという設定だったので、撮影の期間は携帯の電源を切って、実際に携帯がない生活を送ってみたり、エイミの過去や気持ちに少しでも寄り添えるよう心がけていました」と話した。

仲も主演が決まった当初を振り返って「率直にとても嬉しかったですし、驚きでした。でもその反面、自分の武器であるダンスがないというのは少なからず不安はありました。ですが、『これは挑戦だ。勝負だ』と感情が高ぶったのを今でも覚えています」と思いを語っている。

『偽りのないhappy end』は12月17日より全国順次公開。