自宅警備員と家事妖精が暮らす洋館を守れ! 函館を舞台に繰り広げられる自立と再生のドラマ
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シナリオ大賞で荒俣宏賞を受賞した脚本を新鋭・藤本匠が映像化
函館港イルミナシオン映画祭シナリオ大賞映画化プロジェクト第2弾『自宅警備員と家事妖精』が、11月20日より全国公開される。それに先立ち予告編が公開された。
本作品は、オープンセットのような街・函館を舞台として、オリジナル脚本からの映画創りを目指す、シナリオ大賞映画化プロジェクトの一環。2016年に第1弾『函館珈琲』(西尾孔志監督、いとう菜のは脚本)を製作、第2弾となる今作は、2019年度の荒俣宏賞を受賞した潮喜久知の「自宅警備員のフェアリーテイル」を映画化。監督は新鋭の藤本匠、スタッフには函館に縁のある上野彰吾、赤津淳一、鈴木昭彦、松葉明子。音楽には映画祭ディレクターのあがた森魚に加え、soulcolorが参加している。
出演は、主人公の自称「自宅警備員」古川稔役に『カメラを止めるな!』の大沢真一郎。妖精の絹役に若手実力派の木竜麻生、叔父の香川役に演劇界の重鎮・流山児祥、『函館珈琲』からの連続出演となる中島トニー、その他、落語家の林家たこ蔵などユニークな俳優たちに、オーディションで選ばれた子役・田之下雅徳も加わり、函館を舞台とした再生と自立の物語を紡ぎだす。
今回、公開された予告編は、母の遺影を抱えた主人公の古川稔が舞台となる屋敷に戻るところから始まる。「自宅警備員」を自称して暮らす彼は、母の死を境に屋敷に住み着いていた家事妖精・絹(シルキー)の姿が見えるようになる。そんな折、叔父が屋敷の売却を決めたことから、稔と絹は協力して屋敷を守るために奔走するのだが……。
『自宅警備員と家事妖精』は11月20日より全国公開される。
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