「それ、返して…」3人が見た女性の声の主とは?
乃木坂46を2019年9月に卒業後、数々の舞台に出演するなど俳優として活動し、注目を集める桜井玲香の初主演映画『シノノメ色の週末』がまもなく全国公開される。
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桜井玲香が演じるのは、学生時代から雑誌を中心に読者モデルとして活躍しスクールカースト上位だった美玲。地味系だったシノノメ女子元放送クラブの部長・まりりんを演じるのは、大人かわいい雰囲気で人気の岡崎紗絵、サブカル好きのアンディを、連続テレビ小説『おちょやん』で注目を集めた三戸なつめが演じる。
彼女たちは篠の目女子高で同じ放送クラブに所属していた同級生。タイムカプセルを探すため取り壊しが決まった篠の目女子高の校舎で 10 年ぶりに再会した 3 人は、以降「篠の目女子週末クラブ」として週末、校舎へ集まるようになる。
この度解禁された本編映像では、制服姿(!)で集合した3人が、夜の校舎を探索しているシーンから始まる。明かりのついていない真っ暗な廊下を歩いていると、誰もいないはずの校舎から、“コツコツコツ”という物音が――! すかさずアンディが「廃墟って、出るらしいよ…」と2人を驚かす。しかし、近づいてくる物音の正体は、美玲の足元に転がってきたピンポン玉だった。3人は怖いもの見たさでピンポン玉が転がってきた方向に恐る恐る歩いて行くと、背後から「それ、返して…」という女性の声が。3人が見たものとは一体…⁉
廃校に友だちと忍び込むドキドキは、どこか学生時代の肝試しのような感覚に似ており、まさに“青春時代”を思い出させてくれる作品だ。スクールカースト上位だった美玲が謎の声の主から「過去にとらわれすぎ!」と激を飛ばされるシーンもあり、“一番輝いていたあの頃”を思い出す人もいるかもしれない。
監督は、長編デビュー作『月極オトコトモダチ』が国内外で高い評価を受けた新鋭・穐山茉由。自身初の長編商業映画となる本作では、会社員と映画監督というダブルワークの経験をもとに、社会で働く女性たちの心理を独自の目線で鋭く柔らかく描き出し、20代女子のほろ苦くも愛おしい物語を完成させた。
『シノノメ色の週末』は、2021年11月5日より全国公開。
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