KOC王者・空気階段らが主演! シュールでハートフルなオムニバス映画『たまの映像詩集 渚のバイセコー』
#ゆりやんレトリィバァ#三宅伸#吉本興業#尼神インター#尼神インター渚#岡山県#玉野市#空気階段#競輪#蔦哲一朗
岡山県玉野市と吉本興業がタッグ。ゆりやんレトリィバァ、尼神インター渚らも出演!
吉本興業が取り組む「地域発信型映画」として、岡山県玉野市とタッグを組んだオムニバス映画『たまの映像詩集 渚のバイセコー』が11月12日より全国公開。公開に先がけ、「キングオブコント 2021」で第14代王者に輝いた空気階段(水川かたまり、鈴木もぐら)主演を務める第3話の本編映像が解禁された。
・『たまの映像詩集 渚のバイセコー』空気階段インタビュー:水川かたまり、故郷での初仕事に「めっちゃ嬉しい」
映画『祖谷物語 おくのひと』で、第26回東京国際映画祭「アジアの未来」部門スペシャル・メンションを受賞した新進気鋭の監督・蔦哲一朗がメガホンを取る本作は、岡山県にある「玉野競輪」の全面協力のもと撮影された、3本のオムニバスストーリー。海、山、瀬戸内の島々が織りなす美しい風景の中、人々の思いがぶつかり合う競輪ならではの人間臭さを描く。
第1話「美しき競輪」の主演を現役競輪選手である三宅伸、第2話「渚のバイセコー」の主演を尼神インター・渚、そして第3話「氷と油」の主演を空気階段が務めた。
空気階段が演じるのは、玉野育ちの浩(水川)と、東京から玉野へ移住した拓(鈴木)という正反対の役どころ。拓と同じく、東京からの移住者で明るく美人のモモ(園都)に夢中の浩は、造船所の仕事を辞め、モモが営むオシャレなかき氷屋で働くことになる。
今回の本編映像では、そんな浩とモモの初デートの様子を一部解禁。モモとの競輪デートの約束を取り付けた浩は、心弾ませながら待ち合わせ場所に赴く。するとモモの隣には直島でカフェを営む“拓”という男の姿が。競輪に行ったことがないという拓は、「僕、賭け事初めてなんで。すごく楽しみです」と上品な口調でつぶやきにっこりと笑顔を向ける。そんな拓の妙に胡散臭い雰囲気と、邪魔者の出現に露骨に嫌な顔を浮かべつつ戸惑いを隠せない浩の姿に思わず笑いが漏れる。さらにしぶしぶ拓を受け入れ、デートに向かう彼らの背後には、浩の幼馴染で彼に好意を抱く素直子(ゆりやんレトリィバァ)の姿が! 思わずにやけてしまうシュールなやり取りと、先の読めない展開に期待が高まったところで映像は終了。先が気になりすぎて仕方がない状態になること必至だ。
浩に扮した水川は、自身も岡山生まれ岡山育ち。「小学生の頃、毎年夏には宇野港からフェリーに乗って直島に行っては、“ここで撮影された映画に参加できたら最高なのになあ”と思っていました。実現できて本当に光栄です。将来子供が生まれたら確実に見せようと思います。孫にも見せようと思います。間に合えばひ孫にも見せます」と独特の表現で喜びを爆発。さらに「僕がヤギを散歩しながら水族館を巡るシーンで、何度もヤギに引きずり回されて何度も撮り直したのが印象的でした。結局ヤギに引きずり回されたシーンが使われていました」と舞台裏についても明かした。
一方、独特な空気をまとう拓を演じたもぐらは、「玉野のこんなにきれいな場所に、僕のような汚い人間が足を踏みいれていいのかと思いましたが、骨を埋めたくなるくらい自然と心が洗われる最高のロケーションでした」と玉野市の美しさを絶賛。さらに「海のシーンで園さんとはしゃぐシーンがあって、監督から“激しめにはしゃいでください”と言われていたのですが、僕は軟骨がないので、痛みに耐えながらよく頑張ったな…と思いました」と撮影時の謎の苦労を吐露した。
11月13日の公開記念舞台挨拶(池袋シネマ・ロサ)には三宅、渚、空気階段の2人、園都らが登壇予定。チケットはFANYチケットにて販売している。
『たまの映像詩集 渚のバイセコー』は11月12日より全国公開。
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