ザ・ローリング・ストーンズ「悪魔を憐れむ歌」誕生の瞬間を捉えた予告編が公開

#ザ・ローリング・ストーンズ #ジャン＝リュック・ゴダール #チャーリー・ワッツ #ワン・プラス・ワン #映画 #音楽 #ドキュメンタリー 2021.11.18

(C)CUPID Productions Ltd.1970

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今年8月のチャーリー・ワッツ訃報を受け、ジャン=リュック・ゴダール監督がザ・ローリング・ストーンズのレコーディング風景を撮影した伝説の音楽ドキュメンタリー『ワン・プラス・ワン』が、12月3日よりリバイバル上映される。今回、WEB限定予告と3種のビジュアルが公開された。

・ストーンズ「悪魔を憐れむ歌」に不可欠なチャーリー・ワッツのグルーヴ

『ミッドサマー』大島依提亜による新バージョンビジュアルも到着！

本作品は、これまで多くのミュージシャンによってカバーされている名曲「悪魔を憐れむ歌」（SympathyForTheDevil）誕生の瞬間を捉えた音楽映画。舞台は、1968年、ロンドン。5月革命のパリを離れ、ロンドンにやってきたヌーヴェルヴァーグを代表する巨匠ジャン=リュック・ゴダールと、世界最強のロックンロール・バンド、ザ・ローリング・ストーンズによる奇跡のコラボレーションだ。

劇中では、ストーンズのメンバーが試行錯誤しながら音を重ねていくレコーディング風景と、ブラックパンサーやゴダールのヒロイン、アンヌ・ヴィアゼムスキーのドキュメンタリーめいたフィクション映像とが交差しながら、ロックンロール史上に輝く名曲「悪魔を憐れむ歌」誕生の過程が捉えられている。

今回公開された予告では、チャーリーがリズムを刻むドラムから始まる。バンド黄金期を迎える若き日のローリング・ストーンズ、ミック・ジャガー、キース・リチャード、ブライアン・ジョーンズ、チャーリー・ワッツ、ビル・ワイマンが、試行錯誤しながら音を積み上げ、「悪魔を憐れむ歌」を誕生させる瞬間が見られる予告編になっている。

さらに、本作品のビジュアルデザインを手がけた大島依提亜（『ミッドサマー』（20年）『ジム・ジャームッシュレトロスペクティブ2021』（21年））による新バージョンのビジュアルが到着。ストーンズのレコーディング風景とブラックパンサーのカットをあわせたデザインや、当時のゴダールのミューズ、アンヌ・ヴィアゼムスキーにフィーチャーしたバージョンなど印象的なシーンが切り取られ、鮮烈なタイポグラフィーにも目がいくデザインだ。新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町では、現在、新ビジュアルのポスターも展示されている。