「目を見て!」と叫ぶ強烈美容師も! ジャルジャル2人11役のコントシネマ!

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『サンチョー』
(C)2021 「THANC YOU ─JARUJARU TOWER 2021─」 吉本興業

全て即興! クセ強めキャラの沼にハマる⁉

ジャルジャルが主演を務め、放送作家・倉本美津留を監督に迎えた、ジャルジャルのコントシネマ『サンチョー』が、11月19日より全国公開中。この度、本編映像と著名人らの絶賛コメントが到着した。

・ジャルジャル/『Indeed CM オンエアバトル 2021』未公開ネタ動画

主演を務めるのは、「キング・オブ・コント2020」では13代目王者に輝き、その後も毎日更新し続けるYouTubeチャンネルの登録者総数166万人を突破、持ちネタ数8000本以上を誇る人気芸人・ジャルジャル。本作では、登場人物ほぼすべてのキャラクターを演じきる。彼らとタッグを組み、本作でメガホンを取るのは、単独ライブツアー『JARUJARU TOWER』シリーズで演出を手掛けるなど、ジャルジャルとは幾度となくタッグを組んできた放送作家の倉本美津留。コントが生むエンタメ性と長編映画の物語性をかけあわせた今回の新たな映像ジャンルを“コントシネマ”と名付け、これまでにない新たな表現方法に挑戦する。

ジャルジャルといえば、「人質のチョイスミスった奴」「ハズレの先生が担任になった奴」など、“ヘンな奴ら”によるコントがYouTubeチャンネル「ジャルジャルタワー JARUJARU TOWER」でも話題だが、本作でも愛すべき“ヘンな奴ら”たちは健在のようだ。

この度公開されたのは、独学で極めたというカット技法のクセが強すぎる美容師・夏目瞭(福徳)と、その客(後藤)のやり取りを収めた本編映像。映像では、やたら目を合わせながら至近距離かつありえない姿勢で散髪する夏目オリジナルのカット法と、呆気にとられながらもなぜか受け入れてしまう客の姿が映し出され、おかしな状況とふたりの掛け合いにじわじわと笑いがこみ上げるシーンに仕上がっている。

本作は、設定とストーリーだけをもとにジャルジャルの2人がコントシネマの人物になりきり、その場でリアルに会話を紡いでいく手法により作り上げられた。さらに一度コントが始まれば最後までカメラを止めないなど、撮影方法にも工夫。その意図について、メガホンをとった倉本監督は次のように明かした。「製作陣の前ですら同じ笑いをこすることを避ける彼らは、テイクが変わるたびに別の角度の笑いを入れてくる可能性があるので、画が繋がらなくなるんですよね(笑)。なにより、何度も同じことをやらされると笑いのテンションが下がってしまう。彼らの笑いの反射神経を生け捕りたいと思ったんです」。そんなコントシネマならではの演出方法により、複雑に絡み合う人間ドラマが“ジャルジャル流”の笑いを散りばめながら表現されている。

さらに、俵万智や森田まさのり(漫画家)らのコメントも到着した。俵は「彼ら特有のしつこい笑いに不思議な多幸感に包まれた」、森田は「こんな映画作れてジャルジャルは幸せやなあ」と大絶賛。ただひたすら笑いたいときには、ジャルジャルによる“コントシネマ”を、ぜひ劇場で体感してほしい。

映画『サンチョー』は2021年11月19日より全国公開中。