夢破れたアラサー男子、不登校高校生、彼氏に振られた引きこもり女子…。男女13人の痛くて切ない東京物語
#xiangyu#スパゲティコード・ラブ#ゆりやんレトリィバァ#三浦透子#上大迫祐希#佐藤睦#倉悠貴#八木莉可子#古畑新之#土村芳#清水尋也#青春群像劇
公開目前!『スパゲティコード・ラブ』ショート予告映像第4弾
MONDOGROSSO feat.満島ひかりの『ラビリンス』を始め、数々のトップアーティストのMVや、ナショナルブランドの広告を手がける映像クリエイター・丸山健志の初長編映画『スパゲティコード・ラブ』が、11月26日に全国公開。公開を目前に控え、ラストとなる4人分のショート予告映像が公開された。
・東京の夜で悩み、もがく、等身大の若者13人…簡単に死ぬことなんてできないってわかってる
フードデリバリー配達員、シンガーソングライター、広告クリエイター、カメラマン…。東京でもがく13人の若者たちの日常は「スパゲティコード」(解読困難なほど複雑に絡み合ったプログラミングコード)のように複雑に絡み合い、やがて思いもよらぬエンディングへと辿り着く。
出演は、倉悠貴、三浦透子、清水尋也、八木莉可子、ゆりやんレトリィバァ、土村芳らフレッシュで多彩なキャストを通してを通じて映し出されるのは、まるで私たちの鏡像。見る者は、それぞれの苦悩を抱えながら、愛を模索し必死に生きる 13 人の誰かに感情移入し、物語を体験する。
誰かと繋がりたくて、夢を諦められなくて、この街のどこかに居場所を探している──。
エモーショナルな映像×リアルな心情が観る者の共感を増幅する共感度最高の最新鋭映画が誕生した。
丸山監督と、本作の編集を手掛けた中里耕介によるショート予告最後となる第4弾は、古畑新之・上大迫祐希・佐藤睦・ゆりやんレトリィバァがそれぞれ演じたキャラクターを描いた4つの映像。
翼(古畑)はカメラマンになることを目指し田舎から東京に出てきたアラサー男子。コミュ力が高く友だちも多いが、どれも仕事に結びつくような繋がりではない。今まではそのキャラクターだけで乗り切ってきたものの、それだけでは越えられない壁が自分の目の前には立ちはだかっていることに薄々気が付き始めている。「25過ぎたら魔法が解けた」のセリフが胸に刺さる。
そんな翼とSNSで繋がり、彼を頼りにちゃっかり上京してきてしまう高校生が花(上大迫)だ。地元では不登校、Instagramではそれを偽りキラキラ女子としてタピオカ片手に自撮をアップする毎日だが、東京に出てくる時に心に決めたことがあった。それは、「東京に来たら本当のことだけアップする」こと。彼女にとって“東京”は憧れであり、夢を実現させてくれる魔法のような世界だ。
桃子(佐藤)はというと、彼氏にこっぴどく振られ、失恋のショックにより大都会東京で引きこもりに。友だちに迷惑をかけまいと電話占いにハマり、そこで大金を落とすのが日課だ。だが、彼女はそんな自分を「周りからバカだと思われる」と客観視する冷静な一面も持ち合わせている。「私と彼はまだ終わってなんかない」悲痛な心の叫びが響く──。
桃子の隣の部屋に住み、彼女のことを“バカじゃないの?”と呆れているのが梅子(ゆりやん)。酷い扱いをされたにもかかわらず、未だに元カレにしがみついている桃子に対してイライラを募らせる一方で、「でも分かるよ、その気持ち」と静かに寄り添う。彼女もまた、東京の街で傷つき、引きこもりとなった一人だ。異常な程にピーナツバターを買い込む姿には、梅子なりの悩みや不安を感じさせる。
みんな、1人で生きているようで、決してそんなことはない。「スパゲティコード・ラブ」=複雑に絡み合ったプログラミングコードのように、それぞれが知らないところで作用し合い、支え合い、東京の街でもがきながらも自分の居場所を探し続けている。
喜びも悲しみも全てを等身大で描き、自分事のように見る者に共感させ、感動をもたらす本作品。丸山監督はこう語る。
「この映画には悩み、もがきながら苦しんでいる若者たちがたくさん出てきます。そんな彼らを見て、悩みを抱え苦しみながら生活することは誰でもそうだし、何にも間違っていないと感じて欲しいです」
『スパゲティコード・ラブ』は、11月26日に全国で公開される。
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