カノン、四季、ボレロ…クラッシックの名曲が胸に迫る
世界中の映画祭で観客賞を受賞した感動作『クレッシェンド 音楽の架け橋』が、来年22年1月28日より全国公開される。このたび、名曲「カノン」「四季」「ボレロ」が胸に迫る60秒の本予告が公開された。
・紛争で敵対する若者たちがオーケストラで共演! 実在する楽団にインスパイアされた感動作
世界で最も解決が難しいとされる紛争で今この時も闘うパレスチナとイスラエルから、音楽家を夢見る若者たちを集めてオーケストラが結成される。現実にはあり得ない物語に見えるが、実在の管弦楽団からインスパイアされたという驚きの映画が完成した。
若者たちの対立と葛藤、恋と友情を彩るのは、誰もが知るクラシックの名曲の数々。和平コンサートが目前に迫った21日間の合宿で、激しく憎しみをぶつけ合う団員たち。ラストに待つ、あらゆる障害を乗り越えた“魂の演奏”とは?
若者たちを導くマエストロを演じるのは、『ありがとう、トニ・エルドマン』(16年)で絶賛されたペーター・シモニシェック。ヨーロッパからアメリカまで、様々な地域の国際映画祭で上映され、熱い喝采のもと4つの観客賞に輝いた感動作が、ついに日本でも奇跡のハーモニーを奏でる。
公開された本予告は、「カノン」を奏でるピアノの音色とともに幕を開ける。世界的指揮者のスポルクが、長年の紛争で敵対するパレスチナとイスラエルから集まった若者たちの和平オーケストラを結成。若者たちは家族の反対や厳しい検問などを乗り越え、音楽家という夢に向かって共同合宿に挑む。
しかし、「テロリスト!」「人殺し!」と罵声を浴びせながら憎しみをぶつけ合ってしまう若者たち。ヴィヴァルディの名曲「四季」より「冬》のバイオリンソロが緊迫感を高めていく。
そんな深い分断を前に、スポルクの「互いの心の音を聴いてごらん」という呼びかけが、ともに音楽を奏でる彼らの気持ちを動かし始める。果たして、彼らは心をひとつに和平コンサートを成功させられるのか? そして、誰も予想しなかった衝撃の結末とは!?
サーチライトを浴びせられて手を上げる男女のシルエット、涙を浮かべて必死にバイオリンを奏でる主人公レイラの姿などが映し出され、クライマックスへ向かう「ボレロ」にのせて、想像を超えた感動のラストへ期待が高まる予告編となっている。
『クレッシェンド 音楽の架け橋』は来年22年1月28日より全国で公開される。
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