男性機能を失った老浮浪者の恋！彼が思いついた突拍子もないアイデアとは!?

#太田慶 #小宮孝泰 #川越ゆい #桃源郷的娘 #映画 2021.12.07

日活社員の監督による日活オマージュの艶笑コメディ！

男性機能を失った男の悲哀・葛藤を描く艶笑コメディ映画『桃源郷的娘』が、2022年1月22日から全国順次公開される。それに先立ち特報が解禁された他、ヒロインを演じた川越ゆいのコメントが到着した。

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本作は川端康成の「眠れる美女」をモチーフに、アナーキー老人の爆走する性と妄想力を描いた艶笑コメディだ。監督は『狂える世界のためのレクイエム』（15年）でデビューした日活社員の太田慶。鈴木清順や神代辰巳へのオマージュなど“日活愛”あふれる本作は、カナザワ映画祭2018「期待の新人監督」に正式出品され、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2019で北海道知事賞を受賞した。

老浮浪者が、公園のベンチで居眠りしている娘に恋をした。だが、浮浪者は既に男性機能を失っていて娘を抱くことができない…。生涯の恋を叶えるために浮浪者が思いついた突拍子もないアイデアとは？そして「寝ているだけでお金持ちになってステキな彼氏ができる」ことを夢見るお気楽娘を待ち受ける摩訶不思議な運命とは？

主演は『星屑の町』（20年）などで俳優としても評価を得ているコント赤信号の小宮孝泰。ヒロインを演じるのは、浅草ロック座と大阪東洋ショーの踊り子も務めるセクシー女優の川越。主人公が公園で出会うガンジーを崇拝する若者役で永里健太朗、主人公の忠実な執事役でヘイデル龍生、行きつけの店の女将役で三坂知絵子が脇を固める。

解禁された特報は、睡眠薬を飲まされて和室で眠るヒロインに、和装の老人が近づくシーンから始まる。やがて場面は公園のベンチに移り、みすぼらしい身なりの老人が、この年にして理想の女性に出会ったこと、しかし自分が男性機能を失っていることを隣に座る男性に語りかける。特報は老人が何かを思いついたらしきところで終わるが、これから彼がどのような行動を取るのか気になるところだ。

また、本作のヒロインを演じた川越からコメントが届いた。川越は「眠れる美女」を知らなかったそうだが、「渡された台本を読んでとてもワクワクが止まりませんでした」と語る。

さらに「現代で言えば薬を飲ませて寝た女とヤルというAVなどもたくさんあるけれど、ただやるだけではなくて、そこには主人公のたくさんの思いや願望や希望があって、そのお相手役をやらせていただけるなんてほんとに幸せ者だと思いました。撮影中もほんとに皆さん優しくて楽しかったです！」と作品に対する思いを語った。

共演の小宮と彼が演じる役柄については、「小宮さんが演技がほんとにお上手で、ほんとにこんな世界があったら同情してしまうだろうなぁって何度も思いました（笑）。でも惚れた女とヤリたいっていう願望は失ってないその男心はかっこいいとも思えるなぁって！」と感想を述べた。

『桃源郷的娘』は2022年1月22日から全国順次公開。

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