レミー・キルミスター他界から6年、未だ衰えることのない人気
40年間にわたり世界的な極悪大暴走を展開したイギリスのバンド、モーターヘッドのフロントマンであり、Vo./B.のレミー・キルミスターが2015年12月28日に伝説となってから今年で6年。レミー他界後、毎年12月下旬にモーターヘッド関連の映画上映が恒例となってきたが、今年もレミーの誕生日(12月24日)・レミーの命日(12月28日)を含む日程で上映が決定した。それに合わせ予告編が解禁された。
・2011年記事:世界最悪バンドの極悪番長を追った話題の映画で観客全員プレゼントを実施!
今年の公開作は 2012年の「King of the Road Tour」の中から、12月にドイツのベルリンにあるヴェロドロームで行われた12,000人の大観衆と共に爆裂する暴走ロックンロールショウの模様を収録したライブ作品『モーターヘッド/ラウダ―・ザン・ノイズ』。正確な情報はないが、本作は海外では商品化はされているものの劇場公開されたという形跡はなく、映画館という環境で上映されるのは非常に珍しいことといえる。
今回解禁となった予告編は、12000人の大観衆で埋まった熱狂の会場の様子から始まり、ミッキー・ディーの怒涛のドラムとともに「The One To Sing The Blues」へとなだれ込む。この曲はモーターヘッドの1991年のアルバム「1916」のオープニングを飾った楽曲で、モーターヘッド史上初のCDシングル化、レミーの誕生日である1990年12月24日にリリースされた。レミー自身もお気に入りだった。
また本編の5.1ch音声MIXは、2004年のアルバム「Inferno」以降、2015年のラスト・アルバム「Bad Magic」まで、モーターヘッドのアルバムを計6枚プロデュース、バンドが最も信頼し、モーターヘッドの音を最も知り尽くしたキャメロン・ウェブが担当している。
『モーターヘッド/ラウダ―・ザン・ノイズ』は12月24日より限定上映。
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