タランティーノ、ベッソンらの片腕が描く不条理サバイバル
トラップを満載した謎のチューブからの脱出を描くSFアクション・スリラー『TUBE チューブ 死の脱出』が、ヒューマントラストシネマ渋谷で開催される“未体験ゾーンの映画たち2022”にて公開される。それに先がけて本作の予告編が解禁された。
・菅田将暉、杏ら豪華キャストに死のトラップが襲いかかる!『CUBE 一度入ったら、最後』
クエンティン・タランティーノ監督『イングロリアス・バスターズ』(09年)やリュック・ベッソン監督『LUCY/ルーシー』(14年)など、ヒットメーカーの片腕として10年以上の助監督経験を持つフランス人新鋭監督マチュー・テュリ。前作の初長編映画『ホスティル』(17年)では、ディストピア世界での壮絶なサバイバルとラブストーリーという異種ジャンルを融合させ、世界中の映画祭で話題を呼んだ。
本作では、トラップが仕掛けられた迷路というワンシチュエーションでの不条理脱出劇に挑み、世界中のファンタ系映画祭を席巻。ヴィンチェンゾ・ナタリ監督の『キューブ』(97年)以来、コンスタントに輩出されるシチュエーションムービーの“進化系”ともいうべき本作に注目だ。
暗く狭いチューブの中で目覚めた女。腕にはカウントダウンの表示が光るブレスレットが取り付けられていた。理由もわからずチューブ内を移動すると、別のチューブにたどり着く。チューブはまた別の空間に繋がり、まるで迷路のようだ。
しかも、各チューブ内には、天井が下がってきて押しつぶされそうになったり、大量の水や火炎が噴き出したりなど、様々なトラップが仕掛けれられていた。それぞれの仕掛けにはタイムリミットが課せられており、考える間もなく次々と恐怖が襲い掛かる! 延々と続く死のチューブ。命懸けの脱出劇に出口はあるのか!?
『TUBE チューブ 死の脱出』は、2022年1月21日よりヒューマントラストシネマ渋谷にて公開。シネ・リーブル梅田にて順次公開予定。
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