少し危険だけどクリエイティブな雰囲気! エドガー・ライトが案内する眠らない街ソーホー

#アニャ・テイラー=ジョイ#エドガー・ライト#クリスティ・ウィルソン=ケアンズ#トーマシン・マッケンジー#ホラー#ラストナイト・イン・ソーホー

(C)2021 FOCUS FEATURES LLC. ALL RIGHTS RESERVED

町並みが急速に変化する中、歴史ある建物や実在する場所で行われた撮影

『ベイビー・ドライバー』(17年)のエドガー・ライト監督4年ぶりの最新作『ラストナイト・イン・ソーホー』が全国公開中だ。これに合わせてライト監督と共同脚本家クリスティ・ウィルソン=ケアンズがロケ地巡りする特別映像が公開された。

・脚本を読む時用のプレイリストまで!? エドガー・ライトが語る音楽へのこだわり

本作品の注目のキャストには、『ジョジョ・ラビット』(19年)で脚光を集め、M・ナイト・シャマラン監督最新作『オールド』(19年)にも出演した新鋭トーマシン・マッケンジー、そしてNETFLIXオリジナルシリーズ『クイーンズ・ギャンビット』でゴールデングローブ賞ミニシリーズ/テレビムービー部門の主演女優賞を受賞した最注目の若手女優アニャ・テイラー=ジョイが名を連ねる。

トーマシンとアニャは、ロンドンの異なる時代に存在する2人の若い女性を演じる。彼女たちはある恐ろしい出来事によって、それぞれが抱く“夢”と“恐怖”がシンクロしていく。同じ場所で異なる時代を生きる2人が出会ったとき、果たして彼女たちに何が起きるのか?

ホラーの帝王スティーヴン・キングは「捻りの効いたタイムトラベル。この作品は特別だ」とTwitterで投稿。その他、『ジョジョ・ラビット』のタイカ・ワイティティ監督は「とても素晴らしくてスリリング」、『ザ・スーサイド・スクワッド』(21年)のジェームズ・ガン監督は「エドガー・ライトの手腕、経歴、キャスティング含め、最高の一作」、『クワイエット・プレイス』(18年)のジョン・クラシンスキー監督は「この美しくメロディアスな悪夢は、大好きなジャンルへのダブレターだ」と絶賛している。

今回、ライト監督と共同脚本家ウィルソン=ケアンズのふたりが、本作品の舞台となったロンドンの中心地、ソーホーのロケ地を練り歩く特別映像が公開された。ライト「僕にとってはロンドンで唯一の眠らない街」、ウィルソン=ケアンズ「少し危険な部分もあるけどこの街のクリエイティブな雰囲気はすごく重要よ」とソーホーに対するそれぞれの思いを語る。

街並みは急速に変化しつつあるが、歴史ある建物や実在する場所で撮影したシーンは多い。一度でもここを訪れたことのある人は、映画を見ながら「ここ知ってる!」とストーリーとはまた違った楽しみ方ができるはず。

歌手志望のサンディが初めてオーディションを受けるクラブ「リアルト」。夢のなかでエロイーズがサンディと出会う「カフェ・ド・パリ」(現在は閉鎖中)。エロイーズのアルバイト先として度々登場するパブ「トゥーカン」は、60年代から現代に至るまで形を変えながら現在もバーとして営業中とのこと。

ツアーの締めはパブで乾杯! そんなユーモアも決して忘れることなく、映画の世界を地続きで味わえる映像となっている。