絶体絶命の状況下、洞窟ダイバーたちが下した予想外の決断とは!?
2021年のトロント国際映画祭で最高賞にあたる観客賞を受賞し、今年10月にアメリカで公開されるとたちまち話題を呼び、5館でのスタートから560館に広がる大ヒットとなったドキュメンタリー『THE RESCUE 奇跡を起こした者たち』が、2022年2月11日より全国順次公開される。このたび、本作品の予告編が公開された。
・“救出不可能”とされたタイ洞窟遭難事故で民間洞窟ダイバーが生んだ奇跡の救出劇に迫る
2018年6月23日、地元のサッカーチームに所属する少年12人がサッカーの練習後、コーチ同行のもとタイ・チェンライのタムルアン洞窟探検に入った。しかしその日は豪雨により洞窟が浸水し、出入口が塞がれてしまった。
捜索の末、少年たちは洞窟の入り口から約5キロ入った場所に取り残されていることが確認されたが、洞窟内は増水し救助は不可能と思われた。タイ海軍特殊部隊、米軍特殊部隊に加えて各国からの応援数千人が集まったが、洞窟ダイビングは死のリスクが高く、特殊技能が必要であるため救出活動は進まない。
そこで世界各地から集められたのは、民間の洞窟ダイバーたちだった。洞窟に閉じ込められた少年たちを救うため、命懸けの救出作戦が始まる。
公開された予告編は、本作品の舞台となったタイ・チェンライのタムルアン洞窟を上空から捉えた映像からスタート。洞窟内に閉じ込められた少年たちの家族が、昼夜を徹して無事を願い、祈りを続けている姿が映し出される。
遭難から10日後、必死の捜索で全員の生存は確認できたが、救出方法がない。この絶体絶命の状況で、洞窟ダイバーたちが下した予想外の決断とは?
実際に救助にあたったダイバーは「もし死なせてしまったら……」と世界から注目を集めた救助活動にプレッシャーを感じていたことを明かしている。さらに、タイ海軍特殊部隊に約2年間に及ぶ交渉の末、手に入れたという当時の貴重な救助映像も特別に使用されている。
まるで自分自身が、真っ暗闇の洞窟内に閉じ込められたかのような臨場感溢れる映像とスリリングな音楽とナレーションによって、ドキュメンタリーでありながらドラマのような緊張感が漂う予告編になっている。
前作『フリーソロ』(18年)で2019年アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞したエリザベス・チャイ・ヴァサルヘリィとジミー・チン両監督は「人々が一見乗り越えられないような困難を克服し、偉大なことを成し遂げる姿を見て、観客が感動することを願っています」と本作品への思いを語っている。
『THE RESCUE 奇跡を起こした者たち』は2022年2月11日より全国順次公開。
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