人生のマジックアワーを描いた、20代の青春譚『明け方の若者たち』が12月31日より全国公開される。今回、北村匠海と黒島結菜の“半”同棲シーンの本編映像が公開された。
・北村匠海、一目惚れの黒島結菜の沼にハマる!? 「自分の青春体験と重なって切ない」
大ヒットを記録したカツセマサヒコの青春恋愛小説が映画化!
Twitterでの”妄想ツイート”が話題となり、10〜20代から圧倒的な支持を獲得したウェブライター・カツセマサヒコの青春恋愛小説「明け方の若者たち」(幻冬舎)を映画化した本作品。
「私と飲んだ方が、楽しいかもよ? 笑」その16文字から始まった、沼のような5年間。明大前で開かれた退屈な飲み会。そこで出会った“彼女”に、一瞬で恋をした。下北沢のスズナリで見た舞台、高円寺で一人暮らしを始めた日、フジロックに対抗するために旅をした7月の終わり。世界が“彼女”で満たされる一方で、社会人になった“僕”は、「こんなハズじゃなかった人生」に打ちのめされていく。息の詰まる会社、夢見た未来とは異なる現在。夜明けまで飲み明かした時間と親友と彼女だけが、救いだったあの頃。でも、僕はわかっていた。いつか、この時間に終わりが来ることを……。
公開された本編映像では、北村演じる”僕”と黒島演じる”彼女”の羨ましすぎる“半”同棲生活を映し出している。フジロック(FUJI ROCK FESTIVAL)に行きたがる僕に対し、「暑いし怖いもん。ナンパとか多そうだし。見たいアーティストはワンマンで行くし」と拒む彼女。
お風呂場で歯を磨きながら「フジロックの代わりにどっか行かない?」と提案する彼女だが、未だフジロックに未練がありそうな僕。すると彼女が「じゃあこうしよう。あれは全部嘘です。例年の楽しそうなツイートは全部サクラが仕込んでて、今年はフランツも来日しないしウルフルズは復活延期。オーケー・ゴーもストレイテナーも出ない。で、会場は大型の竜巻と台風に襲われて、空からはカエルが降ってくる〜」と茶目っ気たっぷりに話す。 「私たちが過ごすところほど最高なところはないみたいだよ。私と行かない? まだ知らない世界へ」と話し、映像は幕を閉じる。
仲良く一緒に入浴する様子など、思わず「こんな生活してみたい!」と思わされる本編映像になっている。2人の“沼のような5年間”の行く末は、ぜひ劇場で確かめよう。
『明け方の若者たち』は、12月31日より全国公開される。
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