本年度アカデミー賞最有力候補! ケネス・ブラナーが描く笑いあり涙ありの人生讃歌

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移り行く時代を前にして、決して変わることのない人間の気高さ

トロント国際映画祭で最高賞にあたる観客賞を受賞、ゴールデングローブ賞では主要6部門最多7ノミネートされ、本年度アカデミー賞最有力候補となる『ベルファスト』が、2022年3月より全国公開される。これに先がけて本作の特報映像が解禁された。

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俳優・監督・演出家として映画や舞台の最前線で活躍し続け、世界中から絶大な評価を得るケネス・ブラナーが、自身の幼少期を投影した自伝的作品であり、北アイルランド・ベルファスト出身のブラナー自身が監督・製作・脚本を努め上げた『ベルファスト』。

第46回トロント国際映画祭にて、最高賞にあたる観客賞を受賞して以降「これぞオスカーにふさわしい作品!」(ROLLING STONE)、「オスカー賞レースを新たな高みへと引き上げる作品」(VARIETY)、「熱狂! この映画を決して忘れることはできない」(THE HOLLYWOOD REPORTER)と、各誌から絶賛の声が続出している。

さらに、12月13日に発表されたアカデミー賞最大の前哨戦とも言われる第79回ゴールデングローブ賞のノミネーションでは、映画作品賞・ドラマ部門、監督賞(ブラナー)、脚本賞(ブラナー)、助演男優賞(ジェイミー・ドーナン、キアラン・ハインズ)、助演女優賞(カトリーナ・バルフ)、主題歌賞(「Down to Joy」)の主要6部門にて最多7ノミネートを果たし、本年度アカデミー賞最有力候補のトップに躍り出た。

今回解禁された特報映像では、全英シングルチャート1位を獲得したラブ・アフェアーの名曲カバーソング「エヴァーラスティング・ラヴ」の軽やかでドラマティックな曲調にのせて、バディやその家族が、「海の向こうへ行ったら言葉は通じない?」「この街を出て新しい生活を始めないか?」「この街以外知らないわ」と外の世界へと向けられた言葉を口々に発している。

「行きなさい、振り返らないで」と語りかける祖母グラニー役ジュディ・デンチの姿も印象的で、彼らが生まれ育った故郷ベルファストでの日々に一体何があったのか気になる内容となっている。

ブラナーは、困難な状況下で少しずつ成長していく1人の少年とその家族の愛と絆をモノクロ映像でパワフルに描き、世界中の批評家を魅了。ルーツ(故郷)への郷愁とリスペクト、そして移り行く時代を前に、決して変わることのない人間の気高さを、笑いあり涙ありの人生讃歌へと昇華させた。

『ベルファスト』は2022年3月より全国公開される。

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