満島ひかりの“新ペネロープ”をレジェンド声優・井上和彦が絶賛!「あっという間にコツを掴んでいました」

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日本上陸から55年! 完全新作でよみがえるマリオネット・エンターテインメント日本語劇場版『サンダーバード55/GOGO』が17日より劇場上映、18日よりオンライン上映される。今回、ペネロープ役の満島ひかりとパーカー役の井上和彦のスペシャル対談映像が公開された。

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黒柳徹子が演じたペネロープを『トットてれび』黒柳役の満島ひかりが引き継ぐ!

1965年にイギリスで、翌66年には日本でも放送が開始され、英国テレビ界の名匠ジェリー・アンダーソンの代表作にして、スーパーマリオネーションと呼ばれる独自の撮影手法を駆使した特撮人形劇の最高傑作として名高いマリオネット・エンターテインメント『サンダーバード』。数々の日本特撮、ロボット・SFアニメ作品にも多大なる影響を与え、世界でも、『2001年宇宙の旅』(68年)や『スター・ウォーズ』シリーズ、『007』シリーズなど錚々たる作品に影響を与えた伝説的作品として知られている。

今回、公開されたのはペネロープ役を演じる満島と、執事のパーカー役を演じる井上によるスペシャル対談映像だ。

本作品が洋画声優初となる満島。井上の初めての収録の日にはリハーサルをしながらコツを伝授してもらったという。そんな満島の印象を「すごい真面目な方で、僕としては光栄でした。すごく勘がいい方なので、あっという間にコツを掴んでいました」と井上。

今回の役柄は、初代ペネロープ役を演じた黒柳徹子を、『トットてれび』で黒柳役を演じた満島が引き継ぐ形で抜擢されたが、当時のファンにとって黒柳ペネロープのイメージも強い中、満島はどのように演じるか悩んだという。

初めてのアフレコでは黒柳のモノマネをしてみるものの、音響ディレクターからは「心の中で受け継ぎたい気持ちは伝わってくるから、真似しなくても君のペネロープでいいよ」と言われ、堂々と満島版ペネロープとして命を吹き込んだことを語ってくれた満島。

「元々徹子さんは品が良くてお茶目な感じを持ってらっしゃるけど、私が演じると声のムチが強めになるので、アメをもう少し出そうという調整が難しかったです」と少し気が強いながらも、キュートさも兼ね備えるペネロープ役を振り返る満島に対し、井上は「違和感は全然なかったです。ペネロープはパーカーをこき使うキャラクターですが、出来上がりをみせていただいても、悪い女の人と感じることなく、冷たさの中にも優しさがあるという特徴がとても上手くでていたと思います」と絶賛した。

ペネロープとパーカーの小気味良い掛け合いも癖になり、クスっと笑ってしまう魅力が詰まった日本語劇場版『サンダーバード55/GOGO』。満島と井上によるお嬢様&執事コンビがどのようなやり取りを見せてくれるのか楽しみにしたい。

日本語劇場版『サンダーバード55/GOGO』は17日より劇場上映、18日よりオンライン上映される。