恐怖の演技を引き出すために撮影現場でライフルをぶっ放す…『エクソシスト』衝撃の演出法とは?

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映画配信サービス「JAIHO(ジャイホー)」は、117日から131日に配信開始するラインナップにて、ウィリアム・フリードキン監督の関連作を特集。今回、121日より配信される『ウィリアム・フリードキン:リープ・オブ・フェイス』の予告編が公開された。

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数々の伝説を持つウィリアム・フリードキンの代表作やドキュメンタリーを配信

『フレンチ・コネクション』(71年)でアカデミー作品賞・監督賞ほか5部門を受賞し、次作『エクソシスト』(73年)ではその年の全米興行収入第1位を記録。そんな中、破格の制作費をかけて作られた『恐怖の報酬』(77年)が興行的に大失敗する。しかしその後も『L.A.大捜査線 狼たちの街』(85年)や『英雄の条件』(00年)などを制作し、今なお精力的に作品を発表し続ける巨匠フリードキン。「ウィリアム・フリードキン特集」では、数々の伝説と記録を持つ彼の、代表作やドキュメンタリーを配信する。

今回予告編が公開となったのは、全世界でオカルト・ブームを巻き起こした代表作『エクソシスト』の制作過程をフリードキン監督自らが語り尽くすドキュメンタリー『ウィリアム・フリードキン:リープ・オブ・フェイス』。

名優マックス・フォン・シドーから熱演を引き出した説得術や、当時12歳のリンダ・ブレアが悪魔に憑依される演技をするための衝撃の役作り、ジェイソン・ミラーから恐怖の演技を引き出すために撮影現場でライフルをぶっ放すなど、今では許されないような驚きの演出法も明かす。巨匠作曲家バーナード・ハーマンの提案をあっさり断るほどこだわり抜いた音楽や、「悪魔」や「信仰」というテーマとの向き合い方、そして原作者ウィリアム・ピーター・ブラッティとの「あの時が最初で最後」と語るやりとりを経て辿り着いた映画の“結末”──。いかにしてこの傑作が生まれたのかを紐解いていく。

今だに多くの考察や解釈が生まれているホラー映画の名作の裏側をフリードキン監督自らが語る、ホラー映画ファンや、エクソシストファン必見のドキュメンタリー作品になっている。

本特集ではほかにも、18年に、短縮版の初公開から40年ぶりに「オリジナル完全版」として劇場公開され話題となった作品である『恐怖の報酬【オリジナル完全版】』や、フリードキン監督のインタビューを軸に、フリードキン作品出演者や盟友のフランシス・フォード・コッポラ、クエンティン・タランティーノなどがフリードキン監督について語り、映画監督としてのフリードキン、一人の人間としてのフリードキンを浮き彫りにしていくドキュメンタリー『フリードキン・アンカット』を配信。ぜひ1月はフリードキンの世界にどっぷりと浸かってみてはいかがだろうか。

『ウィリアム・フリードキン:リープ・オブ・フェイス』は、121日より配信開始。