『きみの鳥はうたえる』三宅唱監督が「探す」をテーマに選んだ映画とは? JAIHOプロモーション映像公開
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映画ファンのための映画配信サービス「JAIHO」が2月にリニューアルされる。今回、リニューアルを記念して制作された、三宅唱監督と大川景子によるJAIHOプロモーション映像が公開された。
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三宅唱監督「おすすめは『宝島』。ここ10年で最も好きな1本です」
今回のリニューアルは、2021年6月のサービス開始時から、約100作品のプレミア作品(日本初公開の独占配信作品)や初配信作品を含む、200作以上の名作・話題作を配信してきたJAIHOが、見やすさと使いやすさの追求、操作性とサービスの向上を目指すという。
リニューアル内容は、これまで通常30日間だった日本初公開の独占配信作品で編成された「プレミア作品」の配信期間を可能な限り60日間へ延長、さらに、これまで不定期に案内していたラインナップ情報の更新タイミングが月毎になるといったものだ。
今回のリニューアルを記念し、青春映画『きみの鳥はうたえる』(18年)やNetflix配信のオリジナルドラマ『呪怨:呪いの家』(20年)を手がけ、最新作『ケイコ 目を澄ませて』の公開を控える三宅唱監督と、現在公開中の杉田協士監督作品『春原さんのうた』や『映画:フィッシュマンズ』(共に21年)の編集を手がけた映画編集者・大川景子によるJAIHOのプロモーション映像が公開された。
日本ではまだ知られていない傑作を世界中から探し出し、ユーザーへ届けてきたJAIHOだが、本映像は世界中の映画に造詣が深い三宅監督が「探す」をテーマに大川と共に制作。前半では、ペ・ドゥナ主演の『子猫をお願い』(01年)から始まり、これまでにJAIHOで配信された全7作品が流れ、登場人物たちの視線が印象的に移り変わっていく。
後半では、これから配信予定のギヨーム・ブラック監督作『宝島』(18年)を始めとする全6作品の最新映像を見ることができる。本プロモーション映像は2月4日より半年間、全国のテアトル系列の映画館にて、各上映作品の開始前に上映される予定だ。
三宅監督、大川からそれぞれコメントも到着。三宅監督は「久しぶりに『子猫をお願い』をみて感激したり、全然みてなかった胡金銓をみて呆然としたり、知らないことすら知らな かった映画に興奮したり、さまざまな映画で描かれる“誰かが何かを探したり発見する場面”のサスペンスや驚きについてあれこれ喋りながら、制作しました。おすすめは『宝島』。ここ10年で最も好きな1本です」とコメント。
大川は、「人の心が数ミリ動いた瞬間を目撃してしまうのが映画、その先に希望が待っているのか、絶望なのか、我々はじっと見守ることしかできないのもまた映画。たくさんの宝のような映画から、三宅さんとカットを選び出す作業はとても充実した時間でした。おすすめはフィリップ・ガレル『涙の塩』です」とそれぞれおすすめの映画についても教えてくれた。
三宅監督がおすすめするギヨーム・ブラック監督『宝島』は3月配信予定だ。リニューアル後さらに利用しやすくなるJAIHOで、ぜひ楽しんでみてはいかがだろうか。
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