夜の街をさまよう広瀬すず、水辺に浮かび空を仰ぐ松坂桃李。“許されないふたり”の絆の行方は…

#凪良ゆう#多部未華子#広瀬すず#松坂桃李#横浜流星#流浪の月

(C)2022「流浪の月」製作委員会

2020年本屋大賞受賞、同年の年間ベストセラー1位に輝いた傑作小説の映画化!

広瀬すずと松坂桃李をダブル主演に迎えた李相日監督の最新作『流浪の月』が、5月13日より全国公開されることが決定した。合わせて本作の特報映像が解禁された。

・本屋大賞受賞小説『流浪の月』広瀬すず&松坂桃李のダブル主演で映画化!

実力と人気を兼ね備えた俳優・広瀬と松坂の2人がつむぐ物語は、2020年本屋大賞を受賞し、同年の年間ベストセラー1位(日販単行本フィクション部門、トーハン単行本文芸書部門)に輝いた凪良ゆうによる小説が原作。10歳の時に、誘拐事件の“被害女児”となり、広く世間に名前を知られることになった女性・家内更紗を広瀬が、その事件の“加害者”とされた当時19歳の青年・佐伯文を松坂が演じる。

また、事件から15年経った現在の更紗の恋人・亮を横浜流星が、癒えない心の傷を抱える文に寄り添う看護師・谷あゆみを多部未華子が演じ、加えて、趣里、三浦貴大、白鳥玉季(子役)、増田光桜(子役)、内田也哉子、柄本明らが共演に名を連ねている。

2人の限りなく稀有な関係性をスクリーンに描き出すのは、デビュー以来そのエモーショナルで骨太な作風で観客の心を鷲づかみにしてきた『フラガール』(06年)、『悪人』(10年)、『怒り』(16年)などの李監督。

また、『パラサイト 半地下の家族』(19年)や『バーニング 劇場版』(18年)、『哭声/コクソン』(16年)、『母なる証明』(09年)など韓国映画史に残る作品を次々手がけてきた撮影監督・ホン・ギョンピョ、『キル・ビル Vol.1』(03年)や『ヘイトフル・エイト』(15年)、『フラガール』、『悪人』、『三度目の殺人』(17年)など世界を股にかけて活躍するアートディレクター・種田陽平ら、国境を越えた才能が集結した。

今回解禁された映像は、「その男、家内さんを誘拐した犯人よね?」という不穏な言葉で始まる。雨の桟橋にたたずむ更紗、連行される文の裸足の足もとなど、彼らの人生を揺さぶる波乱の予兆に緊張が漂いながらも、更紗、文、亮、谷のそれぞれのやり場のない表情に心揺さぶられる内容となっている。ギョンピョの撮影した美しい映像にも注目したい。

『流浪の月』は5月13日より全国公開される。