街の人たちと出会い、ともに過ごし、少しづつ心が揺れ動いていく1週間
島根県オールロケのヴァカンス映画『クレマチスの窓辺』が、4月8日より劇場公開される。今回、予告編が公開された。
・都会に疲れたあなたに贈る水辺の街の「ヴァカンス映画」? 『クレマチスの窓辺』特報映像公開
喫茶店で、海辺や湖畔で、家の庭でだらだらとおしゃべり。街中で知り合いにばったり会っちゃってまたおしゃべり。少し長い休暇を田舎の古民家でゆったり過ごす。もしかしたらちょっとした事件があるかも――。
東京生まれ東京育ちの絵里は、ストレスが溜まる都会での生活を抜け出して、地方の水辺の街でヴァカンスを過ごすことに。亡くなった祖母の古民家で暮らす1週間の中で、絵里はその街で生きている人々と交流する。建築家の従兄、そのフィアンセ、大学生の従妹、靴職人、古墳研究者、バックパッカーなど、一癖ある人ばかり。そんな出会いと祖母の遺したものたちが絵里を少しだけ変えていく。
風光明媚な島根県オールロケで日本発のヴァカンス映画を監督したのは、本作品が劇場デビュー作となる永岡俊幸。主演はモデルとして活躍し、『愛の小さな歴史 誰でもない恋人たちの風景 vol.1』(19年)などで女優としてもいま注目を集めている瀬戸かほ。さらに1970年代の日活映画で活躍した伝説の女優・小川節子が約45年ぶりに映画出演する。
公開された予告編は、井口奈己の問いかけから始まる。
「ちょっと非日常の7日間で、真面目な彼女は風穴を開けられるでしょうか?」
瀬戸演じる主人公の絵里は、のどかで美しい風景をバックに街の人々と交流する。
「こんなに一週間を長く感じたことなかった」
その優しい空気感に癒やされるような映像となっている。
『クレマチスの窓辺』は4月8日より劇場公開される。
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