市原隼人、役を“1ミリ漏らさず”ヘッドスライディング!「体が勝手に動いたんです」

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(C)2022「おいしい給食」製作委員会

『劇場版 おいしい給食 卒業』予告編

市原隼人主演ドラマ『おいしい給食 season2』の映画化『劇場版 おいしい給食 卒業』が5月13日より全国で公開される。このたび、最新予告編とポスタービジュアルが公開された。

今回公開されたポスタービジュアルは、卒業をイメージさせる鮮やかなブルーの空と満開に咲く桜の木をバックに、まるで阿修羅の様にスプーンと箸を構える甘利田(市原)をメインに配置し、背後に個性豊かなキャスト陣の姿を散りばめたもの。

おいしい給食

人気の給食メニューであるカレーライス、ハンバーグ、ワカメスープにロールケーキと、誰もが思わず唾を呑み込むおいしそうな給食に目を奪われる。

横には「給極の、うまそげ対決」というキャッチコピーが添えられ、ドラマ版よりスケールアップした給食バトルに期待が高まる。

同時に公開された予告編は、甘利田とゴウ(佐藤大志)の給食バトルから始まり、ゴウがアレンジした給食に向かってヘッドスライディングする甘利田の姿が映し出される。そんな中、給食に最大の危機が。給食マニアの、給食愛のための、最後の戦いが幕を開ける。

ヘッドスライディングシーンの撮影について市原は、「何でそうしようかと思ったのではなく、体が勝手に動いたんです」と台本にない動きを取り入れた背景を語る。

そんな市原の姿に、ヒロインの宗方早苗を演じる土村芳は賞賛を送る。

「甘利田先生という役に対して、1ミリも漏らさずに全力投球されている姿に尊敬しかないです。フィジカル面でもとってもすごい表現をされています。とにかく全身から湧き出るエネルギーがすごくて。市原さんにしか、甘利田先生は考えられない、誰も真似ができないなと思いました」

ゴウ役の佐藤も「市原さんと監督と段取りして撮影に臨むことが多いんですが、市原さんが予想以上の動きをしてくるのでビックリしていました」と語る。

綾部真弥監督もこのシーンについて次のようにアピールした。

「前回の劇場版の際にやった、机の上で片足上げてのニワトリ? ポーズに匹敵する、映画版ならではのスペシャルポーズをするなら、このシーン以外には無いと考えていました。特に市原くんと事前に相談はしていませんでしたが、彼も同じことを考えていたようで、当日のリハーサルの中で、神野ゴウの挑発に対抗すべく、偶然出来上がった奇跡のスライディングです! 表情筋からつま先まで、己の身体能力を駆使し、全身で芝居する市原隼人の芝居に釘付けになります! さらによく見ると、しっかり内履きサンダルを脱ぎ、給食トレイを片付け、綺麗にスライディングしています! この作品の見所の一つです!」

『おいしい給食 season2』の劇場版

『おいしい給食』は、給食絶対主義者の教師・甘利田(市原)、自由な発想の給食変革者・ゴウ(佐藤)による、どちらが給食を「おいしく食べるか」という闘いを描く学園グルメコメディ。80年代のある中学校を舞台に、甘利田と彼を取り巻く子どもたち、大人たちのさまざまな人生模様が食欲をそそる給食バトルと共に紡がれていく。劇中では、鯨の竜田揚げ、揚げパン、フルーツヨーグルト、冷凍ミカンなど懐かしの給食メニューも登場。本作品は、昨年度放送され2月2日にBlu-ray&DVDが発売されたドラマ『おいしい給食 season2』の劇場版にあたる。

『劇場版 おいしい給食 卒業』は、5月13日より全国で公開される。