北村匠海が”育ててくれた大切な家族たち”を紹介。新たな時代への希望を予感させる家族の絆の物語

重松清のベストセラー小説を阿部寛✕北村匠海共演で初映画化！

重松清のベストセラー小説をもとに親子の不滅の絆を描く『とんび』が、4月8日より全国劇場公開される。今回、北村匠海がナレーションを担当した”大切な家族”のキャラクター紹介動画が公開された。

幾度途切れても必ず繋がってゆく親子の絆を描く、重松清による不朽の名作小説「とんび」。今この時代にこそ届けたいと同小説の初映画化が実現した。これは古き良き時代の物語にとどまらない、新たな時代への希望を予感させる家族の絆の物語だ。

時は昭和37年、瀬戸内海に面した備後市。日本一不器用な男・ヤスは、愛する妻・美佐子の妊娠にも上手く喜びを表せない。幼い頃に両親と離別したヤスにとって、“家族”は何よりの憧れだった。

アキラと名付けた息子のためにも、運送業者で懸命に働くヤスだったが、ようやく手にした幸せは、妻の事故死によって脆くも打ち砕かれる。悲しみに沈むヤスだったが、人情に厚い町の人々に叱咤激励され、彼らの温かな手を借りてアキラを育ててゆく。

時は流れ、高校3年生になったアキラは、東京の大学を目指し合格を勝ち取る。だが、別居の寂しさを素直に伝えられないヤスは、「一人前になるまで帰って来るな！」とアキラを突き放す。そして昭和63年、久々に再会したヤスと大人になったアキラだったが──。

主人公の破天荒ながら愛すべき父ヤス役には、『テルマエ・ロマエ』（12年）『下町ロケット』などの大ヒット作で、圧巻の表現力と存在感を放つ阿部寛。ヤスの息子・アキラ役には、若手実力派の中でも突出した才能を発揮する『君の膵臓をたべたい』（17年）『東京リベンジャーズ』（21年）の北村匠海。

さらに、多くの深遠な物語をエンターテイメントとして昇華させてきた監督・瀬々敬久のもとに、薬師丸ひろ子、杏、安田顕、大島優子、麻生久美子、他豪華キャストが集結している。

今回解禁されたのは、北村のナレーションで“大切な家族たち”を紹介する3種類のキャラクター紹介動画。『息子：アキラ編』『父：ヤス編』『アキラの家族編』は、それぞれのキャラクターの魅力が、皆に育てられたアキラ目線で伝わるとても温かな映像となっている。

圧巻の演技力で、青年時代から父親になるまでのアキラを演じた北村は、「“家族”という存在は、時代が変わっても変わらないものです。その形は色々あるけど、この映画で描かれている親子の話は、きっといつまでも誰かに届くとおもいます」と本作品のテーマである“家族”について語る。

また、「この時代だからこそ、人と人との繋がりを伝えられる映画となっています。映画館で見て、温かい前向きな気持ちになって頂きたいし、この映画が家族に連絡をするきっかけになってくれたら嬉しいです」と熱い思いを明かした。

『とんび』は4月8日より全国公開される。

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