これまでに鑑賞した数1万6,000本! 究極の映画オタクが厳選した“111”の映画を巡るドキュメンタリー
#ジョーカー#ストーリー・オブ・フィルム 111の映画旅行#ゼロ・グラビティ#ドキュメンタリー#ホーリー・モーターズ#マーク・カズンズ#マッドマックス 怒りのデス・ロード#ムーンライト
近代の傑作映画たちの制作背景や、その内容を紐解くイギリスのドキュメンタリー『ストーリー・オブ・フィルム 111の映画旅行』が6月10日より全国順次公開される。今回、ポスターと予告映像が公開された。
・実話をベースにノン・スターで描くインド社会の闇! 権威主義やカースト差別に切り込む意欲作
『ジョーカー』など、2010〜2021年公開の作品にスポットを当てピックアップ!
本作品は、映画を取り巻く環境や表現手法が劇的に変わった2010〜21年の12年間に公開された傑作映画111作品に焦点を当てた、英国人のマーク・カズンズ監督によるドキュメンタリー映画。
毎日欠かさず新たな映画を視聴、これまでの人生で鑑賞した総本数が1万6,000本を超えるという“究極の映画オタク”カズンズ監督の情熱によって作り上げられた本作品は、めまぐるしい社会の変化、テクノロジーの進化と共に変わりゆく世界も見据えながら、ハリウッド・メジャー大作からアートハウス系、知られざる日本未公開作まで実に幅広く、取り上げるジャンル、テーマも多種多様に“111本の映画”を厳選。「映画をもっと深く知りたい」「未知の映画を発見したい」と願うすべての観客を、壮大な冒険旅行へと誘う“フィルム・ドキュメンタリー”を完成させた。
公開された予告は、劇中で取り上げられる“111”に及ぶ映画の一部を覗き見ることができるもの。
DCコミックスの映画作品として、史上初めてベネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞した『ジョーカー』(19年)や、傷つきながらも逞しく生きる少年を描き、アカデミー賞で作品も受賞した『ムーンライト』(17年)のほか、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(15年)などの伝説的アクション映画、SFでもある『ゼロ・グラビティ』(13年)、圧倒的な美的センスでフランス映画界を代表するレオス・カラックス監督による『ホーリー・モーターズ』(13年)まで、近年誕生した驚きの傑作の数々を多岐に渡って監督独自の視点で解説する様子が切り取られており、「映画は我々の人生を形成する」との監督の言葉通り、あらゆる映画への賛歌が贈られた映像になっている。
ポスターは、劇場の座席をアイコニックに表現したもの。サイドには、登場する膨大な映画リストが列挙、「出掛けましょう、銀幕の世界へ。」の言葉通り、その作品の数だけ、映画によって開かれる新しい世界への入り口を導くような期待感あふれるビジュアルだ。
映画好きは特にワクワクしそうな予告編とポスター。ぜひチェックしてほしい。
『ストーリー・オブ・フィルム 111の映画旅行』は6月10日より全国順次公開。
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