海岸線を自転車で走り、風車小屋で思索にふけり…短い北欧の夏を満喫する小旅行を追体験

#イングマール・ベルイマン#ヴィッキー・クリープス#ティム・ロス#ベルイマン島にて#ミア・ハンセン=ラブ

(C)2020 CG Cinéma ‒ Neue Bioskop Film ‒ Scope Pictures ‒ Plattform Produktion ‒ Arte France Cinéma

20世紀最大の巨匠ベルイマンの原風景と言われるフォーレ島の美しい景色

スティーヴン・スピルバーグやマーティン・スコセッシらに多大な影響を与えた20世紀最大の巨匠、イングマール・ベルイマン。その熱狂的な支持者の1人であるミア・ハンセン=ラブ監督が、ベルイマンの原風景といわれるスウェーデン・フォーレ島を舞台に撮影した『ベルイマン島にて』が、4月22日より全国順次公開される。今回、北欧の旅気分を味わえるWEB限定の予告篇が公開された。

・創作活動も互いの関係も停滞中の映画監督カップル。憧れの巨匠の聖地は彼らの救いになるのか!?

アメリカからスウェーデンのフォーレ島にやってきた映画監督カップルのクリスとトニー。創作活動にも互いの関係にも停滞感を抱いていた2人は、敬愛するベルイマンが数々の傑作を撮ったこの島でひと夏暮らし、インスピレーションを得ようと考えていた。やがて島の魔力に触発されたクリスは、自身の初恋を投影した脚本を書き始めるのだが──

効果されたWEB限定予告篇は、さながら北欧の旅気分を味わえる映像だ。劇中でも印象的に使用されているイギリスの歌手ティナ・チャールズの1976年の大ヒット曲「I Love To Love(But My Baby Loves To Dance)」をバックミュージックに、フォーレ島の美しい風景が次々と映し出されていく。

爽やかな潮風が香る海岸線を自転車で駆け抜け、原っぱにポツンと佇む風車小屋で思索にふけり、モダンなインテリアに囲まれたベルイマン邸でレコードを聴き、森の中に建てられた観光客用のログハウスに泊まる。そして、夜になると、短い北欧の夏を満喫するかのように遅くまで友人たちと踊り、語り合う。まさに、夏休暇の小旅行を追体験できるような内容となっている。

『ベルイマン島にて』は4月22日より全国順次公開される。

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