ジュード・ロウが「気づいた時には取り返しのつかない」夫婦の行く末は?

#キャリー・クーン#ジュード・ロウ#ショーン・ダーキン#不都合な理想の夫婦

(C)Nest Film Productions Limited/Spectrum Movie Canada Inc. 2019

監督は「ジュード・ロウは不可欠な存在」と絶賛!

『ファンタスティック・ビースト』シリーズのジュード・ロウと『ゴーストバスターズ/アフターライフ』のキャリー・クーンが夫婦役を演じ、サンダンス映画祭で受賞歴を持つショーン・ダーキンが監督を務めた『不都合な理想の夫婦』が4月29日より順次公開。この度、フィーチャレット映像が公開された。

・『ファンタビ』ジュード・ロウ主演、夫の虚飾と野望で家族が崩壊する極限の心理スリラー映画『不都合な理想の夫婦』予告編

この度公開されたフィーチャレット映像は、主人公のローリー役を演じたジュード・ロウが「これは家族愛の物語だ」と語る場面から始まる。

良い生活への強い憧れを抱き、好景気に沸くロンドンへ引越しをした家族一同。大きな邸宅に住み、誰もが憧れる理想的な生活を送っているように思えたが、次第に心の距離が離れていってしまう。

ローリーは自身の理想を追い求め、お金を稼いでは使い、新たな儲け話に野心を燃やしていたが、妻のアリソン(キャリー・クーン)は、そんな夫の夢を支え、お互いに深く愛し合っていた。しかし、2人の目指す方向が大きく離れていき、ある日限界を迎えてしまう。

ショーン・ダーキン監督は脚本も担当しており、「俳優のことをちゃんと考えてくれている」と出演者たちは語っている。監督は深い愛情はあるが、複雑な関係の夫婦を描きたくて本作品を製作した。

舞台となる1980年代は大量消費が称賛され、凄まじい競争が繰り広げられる情け容赦のない世界で、そんな時代背景をそのまま反映させた人物がローリーだ。

「彼を演じるにはカリスマ性と温かさを併せ持つ、ジュード・ロウの存在感が本役には不可欠だった」と監督は語る。周りの出演者は彼のことを、「とても楽しい人で、撮影の雰囲気を明るくした」と絶賛する。

家族が抱える闇をリアルに描いた本作品。ジュード・ロウが最後に語るように、絆とはとても繊細なもので、少しずつ壊れていき、気付いた時には取り返しのつかない状況になることを教えてくれる。

映画『不都合な理想の夫婦』は、4月29日より順次公開。