産まれるはずのない“何か”をあやす妻。その姿を静かに見つめ続ける夫の心境とは?

#A24#LAMB/ラム#ヴァルディミール・ヨハンソン#ノオミ・ラパス#ホラー

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映画ファンから絶大な支持を集めるスタジオ「A24」が北米配給権を獲得!

『ミッドサマー』(19年)『ヘレディタリー/継承』(18年)『ライトハウス』(19年)などを手掛け、クォリティの高い映画製作に定評のあるアメリカの配給会社「A24」が北米配給権を獲得したことでも話題の映画『LAMB/ラム』が、今秋全国公開されることに決定。これを記念して特別映像が公開された。

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本作品は、アイスランドの人里離れた田舎で暮らす羊飼いの夫婦が、羊から産まれた“羊ではない何か”を育てていく禁断のネイチャー・スリラー。主演・製作を務めるのは『プロメテウス』(12年)、『ミレニアム』シリーズで知られ、主演映画『マヤの秘密』(20年)が劇場公開中のノオミ・ラパス。

監督は、『ニーチェの馬』(11年)のタル・ベーラ監督が指揮するフィルムファクトリー出身で、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(16年)などの特殊効果を担当、本作品が長編デビューとなる北欧の新たな才能ヴァルディミール・ヨハンソン。「映画作家としての異彩を放っている」と絶賛した米「インディ・ワイア」誌を始め、衝撃的な設定の中にもリアリティを持った世界観を構築したことで世界から称賛を浴びた。

映画ファンから絶大な支持を集める気鋭の制作スタジオ「A24」が、カンヌ国際映画祭での世界初公開に先立ち、北米配給権を獲得したことで話題となった本作品。現地でプレミア上映されるやいなや映画祭の観客を騒然とさせ、早くもその衝撃的な設定が日本のSNS上でも話題になっている。

批評家からも高い評価を受けており、第74回カンヌ国際映画祭ある視点部門「Prize of Originality」を受賞、米「ハリウッド・リポーター」誌が「刺激的で独創的」、英「スクリーン・デイリー」誌が「ノオミ・ラパス史上最高の演技」と称賛された。

また、数々の海外映画祭で受賞、ノミネーションされたほか、アカデミー賞国際長編部門アイスランド代表作品に選出、海外の映画批評サイト「Rotten Tomatoes」では86%フレッシュと高い満足度を記録している(4月15日時点)。

この度、日本公開を記念して特報映像が公開された。映像はラパス演じる妻マリアの子守唄が終始響き渡り、不穏な空気を漂わせながら、アイスランドの壮大な自然の片隅でひっそりと暮らす羊飼い夫婦の姿を映し出す。

産まれるはずのない“何か”をあやす妻とそれを見つめる夫、不安な様子の羊舎の羊たち、そして不気味に羊の瞳がクローズアップされ、暗く霧深い大地を夫婦が駆けていく。マリアが大事そうに見守る“何か”の正体は分からないまま映像は幕を閉じ、想像力を掻き立てる展開となっている。

『LAMB/ラム』は今秋全国公開される。