NHK『その時歴史が動いた』の松平定知がナレーション! 歴史的冤罪事件“ドレフュス事件”の真実とは!?
#アンドレ・マルコン#エミール・ゾラ#オフィサー・アンド・スパイ#メルヴィル・プポー#ロマン・ポランスキー#実話#松平定知
第76回ベネチア国際映画祭銀獅子賞受を受賞した巨匠ポランスキーの最新作
巨匠ロマン・ポランスキー監督最新作、19世紀のフランスで起きた歴史的冤罪事件“ドレフュス事件”を映画化した『オフィサー・アンド・スパイ』が、6月3日より全国公開される。これに先立ち本作の予告編が解禁された。
1894年、フランス。ユダヤ系のドレフュス大尉がドイツのスパイとして終身刑に処せられる。1896年に真犯人が現れるが軍部が隠匿。これに対し小説家ゾラや知識人らが弾劾運動を展開し政治的大事件となった。
1899年、ドレフュスは大統領の恩赦により釈放。1906年に無罪が確定した。2021年10月には本国で、その生涯に敬意を表するドレフュス博物館が開館。マクロン大統領も来訪し「記憶伝承の場」と世界に訴えた。
解禁された本予告では、スパイの罪を被せられたドレフュス大尉と彼の無実を裏付ける衝撃の真実を知ってしまった一人の将校ピカール中佐が、あらゆる手段で隠蔽を謀る巨大国家権力に抗い、正義のために命懸けの逆転劇に挑む姿がサスペンスフルに描かれている。
ナレーションは、NHKの長寿番組『その時歴史が動いた』のキャスターでおなじみの松平定知が務めた。これまで知られざる歴史の物語をドラマティックに伝えてきた松平の重厚なナレーションと相まって、壮絶なドラマを期待させる予告編に仕上がっている。
群がって怒号を浴びせる群衆や銃声といった不穏な描写に、法廷で取り乱すドレフュスの姿、窮地に追い込まれていく絶体絶命の中、ピカールがとった一発逆転の賭けとは!?
本作は、本年の日本の大学共通テストにも出題されるほど歴史的に有名なドレフュス事件を題材にしているが、その詳細はあまり知られていない。これまで描かれてこなかったピカールというひとりの将校の視点で事件を描く物語は、歴史のターニングポイントの新たな視点にスポットをあて、「その時」に至るまでの経緯や、関わった人々のドラマを掘り下げている。
さらに詳細に描かれる「文書改竄」や「証拠捏造」といった巨大権力による衝撃の隠蔽は、近年の日本にも通じる出来事であり、この事件が決して過去の出来事ではなく、現代の社会にも通じる物語であることを伝えている。
『オフィサー・アンド・スパイ』は6月3日より全国公開される。
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