「オッパイ見たい?」「触っても?」…誰もが経験した甘酸っぱい記憶

#アラナ・ハイム#クーパー・ホフマン#ショーン・ペン#デヴィッド・ボウイ#トム・ウェイツ#ポール・トーマス・アンダーソン#リコリス・ピザ#青春映画

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『リコリス・ピザ』90秒予告

ポール・トーマス・アンダーソン監督の最新作『リコリス・ピザ』が7月1日に公開される。このたび、メインビジュアルと90秒予告編動画が公開された。

公開されたメインビジュアルは、海外と同じイラストを使用した日本ローカライズ版。そのレトロで温かみのある色調のデザインは、50年代から70年代に流行したイラストポスターを彷彿とさせ、圧倒的な存在感を放つアラナと、胸の前に差し出した手のひらの上にちょこんと乗ったクーパー・ホフマン演じるゲイリー、そして個性豊かな共演者が散りばめられている。

本国では、そのデザイン性の高さとともに、70年代の懐かしさをも呼び起こすデザインが評判を呼び、「2021年のベストフィルムとテレビのポスター25枚」(IndieWire)、「2021年のベストフィルムポスター」(Playlist)など、複数のベストポスターに選ばれている。

また、併せて公開された90秒予告は、本作品で映画デビューを果たしたアラナ・ハイムとクーパー・ホフマンが70年代のハリウッド近郊、サ ンフェルナンド・バレーで、偶然出会い、すれ違い、歩み寄っていく恋模様をみずみずしく描き出す。ポール・トーマス・アンダーソン監督に「アラナの起用は本能的なもの。そして、クーパーの才能は信じられない(くらい素晴らしい)!」と言わしめた。

アラナがゲイリーの家を突然訪ね、「オッパイ見たい?」とワンピースを脱ぎ、「触っても?」と答えたゲイリーを平手打ちをする衝撃のシーンも。

その他、バイクで爆走するショーン・ペン、バーに佇むトム・ウェイツ、車の窓を割り雄叫びを上げるブラッドリー・クーパー、政治家を演じたベニー・サフディなど、何をしでかすのかわからない、 脇を固める強烈なキャストからも目が離せない。

また、デヴィット・ボウイ初期代表曲の美しいバラード「Life on Mars?」も場面を盛り上げる。

ショーン・ペン、トム・ウェイツら“脇役”にも注目!

本作品の舞台は、70年代のハリウッド近郊、サンフェルナンド・バレー。実在の俳優やプロデューサー、実際の出来事を背景に、アラナ(アラナ・ハイム)とゲイリー(クーパー・ホフマン)が偶然に出会い、すれ違い、歩み寄っていく恋模様を描き出す。オリジナル脚本の完成度の高さ、細かな脇役に至るまで行き届いた演出が高く評価されている。