シカゴ日本映画コレクティブのオープニング作品として上映決定!
2022年末に公開予定のアベラヒデノブ監督作品『ジャパニーズ スタイル/Japanese Style』が、5月21日から開催される第2回シカゴ日本映画コレクティブのオープニング作品として上映されることが決定。今回、予告編と監督、出演者のコメント内容が解禁になった。
・吉村界人×須賀健太×和田颯、あの頃には戻れない幼馴染/映画『そこにいようとおもう』予告編(MIRRORLIAR FILMS)
本作は、『関ヶ原』(17年)や『ダイナー』(19年)、『ミッドナイトスワン』(20年)などで様々な役を演じ、「樹木希林の最後の愛弟子」とも呼ばれている吉村界人と、2012年に映画『デッド寿司』(13年)でアメリカの映画祭「Fantastic Fest」にて最優秀主演女優賞を受賞、『進撃の巨人』(15年)や、日米印合作映画『Shambhala-シャンバラ-』(19年)など国内外の映画やドラマに多数出演し、今年Season6が放送されたドラマ『ワカコ酒』で主演を務めている武田梨奈による企画・W主演で、2019年の大晦日から2020年1月4日までの5日間で撮影を敢行した、横浜の街をさすらうロードムービー。
今回、オープニング作品として選ばれたシカゴ日本映画コレクティブ(Chicago Japan Film Collective)とは、コロナ禍である2021年にシカゴで発足された米国中西部初の日本映画祭で、今年で2回目を迎える。米国での上映機会が乏しい日本インディペンデント映画の紹介、及び日本映画の米国マーケット拡大を目的としている。昨年はオンラインのみでの開催で、観客からの投票により決定する「観客賞」は、坂本欣弘監督の『もみの家』が受賞した。第2回の今回は、会場とオンラインのハイブリッド開催を予定している。
アベラヒデノブ監督は、「大晦日から正月の撮影の日々が再始動したかのような興奮を覚えています。オープニングとして、観客を喜怒哀楽のドライブへと誘うことができるだろうか?一言芳恩」とコメント。
吉村界人は「昨今、素晴らしい作品はメジャーにもアンダーグラウンドにもありながらシカゴ日本映画コレクティブの様にその垣根を越えていこうとしている映画祭に大変感謝致します。また今回選定された映画はコンテンツではなくてあくまでも芸術作品だと再認識できたことも嬉しく思いました」と興奮気味に語った。
武田梨奈は「『終わらせられない2人』を描いたこの作品を、映画祭のオープニング作品として選んでいただけたことに意味と運命を感じます。見終わった後、観客の皆さんが本作のタイトルをどのように解釈していただけるのか楽しみです!」と心境を明かしている。
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