「マイ・ブロークン・マリコ」シンクロ率100%!?
平庫ワカのコミック「マイ・ブロークン・マリコ」が、タナダユキ監督のメガホンで映画化、主演に永野芽郁を迎え、2022年秋に公開予定。今回、特報映像が解禁となった。
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鬱屈した日々を送るOL・シイノトモヨ(永野)は、テレビのニュースで親友・イカガワマリコ(奈緒)が亡くなったことを知る。マリコの魂を救うために、マリコの実家から遺骨を強奪し逃走。マリコの遺骨を抱いて“ふたり”で旅に出ることに…。
特報映像では、シイノの思いつめた表情、無謀にもマリコの父親に闘いを挑む必死さ、マリコを想い荒々しく走り続ける姿が映し出される。シイノを演じる永野について「シイノの衝動を、シイノの感情を、無様さを晒せる最⾼に格好いいシイノという⼀人の人間のデコボコとした魅⼒を、余すところなく表現できると感じた」とタナダユキ監督は語ったが、本映像でもそんなシイノの魅⼒がみる者を突き動かすだろう。これまでのイメージを覆す、今までにない永野芽郁がそこにいる。また、永野が「初めてマリコになった奈緒ちゃんを⾒て感動しました」と話すように、⼀瞬の笑顔で⼼を揺さぶるマリコ。ここから始まるふたりの旅路に思いを馳せたい。シイノの親友マリコを突然失った衝撃、悔しさや怒り、悲しみ、マリコへの強い思いがうごめく、疾走感あふれる仕上がりだ。
鬱屈した日々を送るOL・シイノトモヨは、ラーメンを⾷べながら⾒ていたテレビのニュースで親友・イカガワマリコが亡くなったことを知る。「その日死んだイカガワマリコという人はあたしのダチだった」。「あんたにはあたしがいたでしょうが!」と叫び、タバコをふかし踏み消し、「離しやがれー!」とマキオ(窪⽥正孝)を怒鳴りつける、荒々しいシイノの姿が続く。向かった先はマリコの実家だ。マリコを学生時代から虐待し続けた父親(尾美としのり)から遺骨を強奪、包丁を手に「マリコの遺骨はあたしが連れてく!」と⾔い放ち、ベランダから⾶び降りる。裸⾜で逃走するシイノ、そして嬉しそうに笑うマリコが映し出される。シイノとマリコ、2人の旅が始まる。
映画『マイ・ブロークン・マリコ』は2022年秋公開。
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