不気味な洋館で呪われた事件を演じる2人の女優。憑依したのは「役」か「霊」か!?

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(C))2022『ザ・ミソジニー』フィルムパートナーズ

『女優霊』『リング』の脚本家・高橋洋が4年ぶりに放つ監督最新作!

ホラー映画の巨匠・高橋洋監督長編最新作『ザ・ミソジニー』が、9月9日より全国順次ロードショーされる。この一般公開に先駆けて、「カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2022」での上映が決定、併せて60秒の特報が公開された。

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女優で劇作家のナオミ(中原翔子)は一夏借りた山荘で、かつて自分の夫を略奪した女優ミズキ(河野知美)を呼び寄せ、芝居の稽古を始める。題材となるのはある謎めいた母親殺しの事件だった。マネージャーの大牟田(横井翔二郎)とともにやって来たミズキは、母親を殺した娘の役を演じるにつれ、事件が起きたのはこの屋敷ではないかと疑い始める……。

高橋監督は90年に脚本家としてデビュー後、中田秀夫監督『女優霊』(95年)『リング』(98年)『リング2』(99年)の脚本を手掛け、世界中にJホラーブームを巻き起こした。さらに04年に『ソドムの市』で初長編を監督。その後もコンスタントに監督作を発表し続け、18年は監督作『霊的ボリシェヴィキ』を公開。この『ザ・ミソジニー』は4年ぶりの長編最新作となり、中原翔子、河野知美、横井翔二郎らが出演している。

公開された特報は、螺旋階段を見下ろすショットから始まる。

誰かが登ってくる靴音が響き、それを上から見ていたミズキが小さく悲鳴を上げる。やがてナオミ、大牟田が登場し、「木立の影に誰かがいるの……」「何かが映るかもしれない」「これ幽霊の話なんだ」といった謎めいた台詞を交わす。本編への期待が高まる不気味な映像となっている。

『ザ・ミソジニー』は「カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2022」にて先行上映、9月9日より全国順次公開される。