フィリピンでプロを目指す日本人“義足のボクサー”の過酷すぎるトレーニング風景
#フィリピン#ブリランテ・メンドーサ#ボクシング#ロニー・ラザロ#実話#尚玄#義足のボクサー GENSAN PUNCH
社会派監督ブリランテ・メンドーサが感動の実話を映画化
義足のため日本でプロボクサーの夢を絶たれた男がフィリピンでプロを目指す感動の実話を映画化した『義足のボクサー GENSAN PUNCH』が上映中だ。今回、激烈なボクシングの練習風景をとらえた本編映像が公開された。
・知られざる感動の実話…プロ目指しフィリピンに渡った義足のボクサー
『キナタイ マニラ・アンダーグラウンド』（09年）で第62回カンヌ国際映画祭監督賞を受賞、『ローサは密告された』（16年）など、不条理な社会でもがきながら懸命に生きる人々を撮り続けてきたフィリピンの名匠ブリランテ・メンドーサ。社会派監督の最新作『義足のボクサー GENSAN PUNCH』は、プロボクシングライセンスが取得できない日本からフィリピンへと渡り、プロボクサーを目指した“義足のボクサー”を描く感動作だ。
プロボクサーになるために沖縄からフィリピンへと渡った“義足のボクサー”=尚生（尚玄）。夢に向かってひたむきにトレーニングする青年の姿が、静かな熱狂と感動を呼び起こしている。SNSでは「まるでドキュメンタリーのように役に生きている尚玄さんの役者魂を感じました!!」「演技に思いが滲み出ていて、すごく、感動しました」など、自ら企画し、約8年の歳月をかけて映画化を実現した主演の尚玄への称賛の声が続出している。
今回、元世界チャンプであるコーチのルディ（ロニー・ラザロ）の厳しい指導を受けて、尚生が激しいボクシングのトレーニングを続ける本編映像が公開された。
「集中を切らすな。あと1分だ。集中だぞ。集中を保て」とルディが檄を飛ばす先で、尚生が真剣な眼差しでパンチングボールを打ち続ける。
続いて尚生はサンドバックにパンチを打ち込む。「打ち続けろ！ 打て！」「スピードだ。スピード、速く」「すべての力で打て。全力だ！」と呼びかけるルディの声もどんどん大きくなっていく。
コーチの声に応えるかのように、尚生はスピードを落とすことなく、パンチを出し続ける。この後、尚生とルディには運命のゴングが待ち受ける。
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