CG時代に逆行して84億円突破の大ヒット『トップガン マーヴェリック』の魅力は圧倒的なリアル感

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世界的な大ヒットを記録するトム・クルーズ主演の映画『トップガン マーヴェリック』。公開7週目にあたる土日2日間(7月9日~10日)で動員21万7158人、興行収入3億6071万7720円を記録。週末ランキング2位をマークし、累計動員500万人、累計興収84億円を突破した。

・トム・クルーズ、19年ぶりに高まる100億円超えへの期待

・新トップガンチームが、ビーチで筋肉丸出しではしゃぎまくるお宝シーン!

CGなし・スタントなしのド迫力映像はIMAXと相性抜群

本作は、アメリカ海軍パイロットのエリート養成学校、通称“トップガン”に所属するエースパイロット候補生の挫折と栄光の日々を描き、空前の大ヒットを記録した『トップガン』(86年)の正統続編。型破りなパイロット・マーヴェリック(トム)らが、世界の危機を回避すべく絶対不可能な極秘ミッションに立ち向かう様を描く。

これだけの大作と壮大な世界観を手がける場合、今やデジタルのCGを駆使するのが当たり前だ。役者はグリーンバックを背景に演技をし、技術者たちが映像を当てはめる。トムはそんな現代映画界の当たり前を拒否し、CG一切なし・スタントなしにこだわった。

トムを含む新トップガンチームの俳優陣が、戦闘機に乗り込んで撮影に臨んだ。アクロバティックな飛行も地上10メートルの超低空飛行も全て実写。劇中で出てくる「体への強烈な負荷(重力)」も実際に肌で感じている。

そんな圧倒的にリアルな映像は、相性抜群のラージフォーマット(IMAX、ドルビーシネマ、4D、ScreenXなど)を味方につけ、2020年以降(コロナ禍以降)に日本で公開された実写映画のNo.1をグングン進み続けている。

戸田奈津子登壇のイベントで初披露された動画でトムは「『トップガンマーヴェリック』を大画面の映画館に見に来てくださっている日本の方々、本当にありがとう。これはその体験をしていただくための映画です。皆さんが映画に求める興奮と期待、それに応えるのが僕の仕事です。皆さんに楽しんでいただければ、それ以上の喜びはありません。僕はあなた方のためにこの映画をつくったんです。日本を訪れるたびに皆さんが僕に示してくださる限りないご厚意にも感謝します。僕にとって、それは特別な、大切なものです。皆さんと東京でプレミアを楽しんだことも忘れられません」とコメントしている。トムの熱いコメントにも負けず、日本の「トップガン」人気は冷めることはなさそうだ。

『トップガン マーヴェリック』は全国公開中。

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